ルートラップポットの販売店がYOUTUBERをやっていて

すごい説得力のある説明をしているので 見入ってしまい、

思わず買っちゃいました。

 

 


良い点は 
 鉢の壁に通気性(空気)があるので根がとぐろを巻かない。
 (根は空気を感じるとその根は成長を止め 他の根を伸ばそ

 うという性質がある)だから 毛細根がたくさん出る。

 2-3年は土の入れ替えをしなくてよい、

 お値段も非常に安い。 耐久性もある。

   
悪い点 
 (1)側面から水が染みでてくるので 側面にコケ/カビが生え 汚い
 (2)毎日2回水やりをしないといけない(と↑の人は言っている)

   ↑ ↑

  この点に注目 水やりはあたりまえなので ここを悪い点とし

  て あげる人はいない(ここに落とし穴があった)

           
先月の剪定ばさみの時の教訓で ルートラップポットを買うときも 
6時間かけて 十分調査してから 下図の商品を買いました。

上の(2)については 問題視していませんでした。
 

 

不織布ポット アマゾンで 37リットル 5枚が2299円。

とどきました。



しかし 品物が届く前に 上の(2)が 致命的な欠点では

ないかと 気づきはじめました。
この致命的欠点を発見するまで12時間の調査を要しました。

その致命的な欠点とは 

 鉢全体が通気性が良いので(空気が筒抜け) 乾燥に弱いから 
 基本的に毎日朝と晩の2回水やりをしないといけない。 
   しかもたっぷりやらないといけないその量がハンパない
 ここが 気づきにくい欠点。
 わかりやすく例えるなら。
 雨あがり 道路や畑 などは 数時間で乾く。
 つまり空気に触れている部分は 乾燥するのが早い。
 プラ鉢なら 上は乾燥していても 3-4cm掘ると湿っている。

 だから じょうろで チョロチョロっと やっておけばOK
 しかし ルートラップポット(不織物)は側面からの水の

 蒸発があるので側面からも乾きだす。
 だから 鉢の中の乾き方が 極端に速く、

 しかも鉢の奥深くで乾いている事態になるのである。

 
 ここで問題になるのが撒く水の量である。
 内部まで乾燥している場合は じょうろで上からチョロチョロ

 っと撒いたくらいでは表面しか湿らないのでNG。 
 側面から水が染み出てくるまで大量の水を入れなければいけない

 これは手作業ではかなりの重労働。

   それに私の住む福岡はたびたび水不足に見舞われ、水不足の夏に

 植木に対してジャーとふんだんに水を使うのはかなり気が引けるのである。

 (ホントの話)

 

 側面から水が染み出ないまま、これくらいでいいやろうーと 

 思い込みで止めてしまうと 内部に濡れていない土の層が出来て

 しまう可能性があるということ。

 もし水が奥まで届いていないなら、根が傷んで成長も悪くなる

 

ブドウ栽培: 60才からの挑戦 (seesaa.net)

この↑ 果樹歴12年?の専門家のブログの2020/11の記事

を見ると 今の私のように ルートラップを飛びついて買っちゃ

ってしまっていますが 2年間使用したのちの2022/12/16の

記事では「成長が悪いのでもう ルートラップは2度と使わん」

と 結論付けられています。

(ちゃんと たっぷり 水をやったのかどうかは不明)

だから 果樹歴3か月の ど素人 の私は この果樹歴12年

の専門家の一言の重みを受け止め 最初から使わないほうが

賢明だと、判断したわけであります。


・・というわけで 先日届いた苗4つは このルートラップは使

わず 大きなプラ鉢に植えることにしました。

また アマゾンで これ ↓ スリット鉢 を買いました。



10号14リットル630円 5個 送料込みで のべ4050円

そして届きました。
 

 

底が 抜けるタイプなので土の入れ替えをする時 

下にブロックを敷いて押すだけで ボコっと抜けて

容易に取り出せる。

 


スリット(でっぱり)があるので 根がとぐろを巻かない。

 




プラ鉢使用時の心構え
 プラ鉢の場合は、年に1回 根きりをすること
 底に 軽石(鉢底石として売っている)を入れること。
 軽石=空気に触れた根はそこから伸びないので とぐろを巻きにくい。 
 プラの側面に沿って伸びた根はとぐろを巻きだすが スリット(障害

 物があれば とぐろは巻かず、毛細根が増える。 
(根は先端で障害物を感じるとその根は成長を止め他の根を伸ばそうと

 いう性質がある)

根きり とは この山崎さんの解説が とっても わかりやすい。↓

 

根きりをしないなら 「鉢植えで果樹の実を生らすことはできない」
それくらいの心構えが必要!


 ・・・と、ど素人 の 私は思うのであります。