すもも大失敗のお話 をする前におさらい ・・・
スマホが庶民に普及したのが2011年
youtubeが庶民に普及したのが2005年
インターネットが庶民に普及したのが1999年
デジカメが庶民に普及したのが1998年。
パソコンが庶民に普及したのが1995年(PC98Note )
ビデオカメラが庶民に普及したのが1989年
ビデオデッキが庶民に普及したのが 1983年
私は今から27年前の1996年12月に庭にすももを植えたのであるが、
1996年当時はインターネットも アマゾンも まだ何も 存在しない時代。
情報は本のみ しかも すもも の本なんてのは存在しなかった。
書店においてあるのは 果樹の育て方という大雑把な本 のみ
だから本の筆者が すもも に詳しいとは限らなかったのである。
私が読んだ果樹の本には すもも の受粉樹に相性があるなんて記事なんて
全く書かれていなかった。
たんに 自家受粉 X と書かれているだけであった。
だから すももも 同じ品種を2本植えて交配したら実がなると そう解釈していて 同じ大石早生を2個買ったのであった。
(そもそも大石早生しか入手できなかった時代である)
そして 2000年6月~2002年/6月までの間 大石早生同士の受粉で
実がなってくれた。ーーーここが最大のトリック
2001/06/10
2001/06/17
しかし2003年以降 パタっと実がならなくなった.
2003年2004年と1つも実がならなく 私のすもも栽培は9年でジエンドとなってしまった。
ここで問題なのが なぜ2000年からの3年間はたくさん実が生ったのか。
また なぜ 2003年からの3年間で実が1つも 生らなかったのか.
この原因が20年間わからないでいた。
しかし当時 撮りまくった 写真 をみていて 手がかりをつかむ。
その写真が 以下の4枚。
すももの花に蜂やアブが頻繁にやってくる。(2001/3)
2002年3月に この梅を抜く。(すもも3本目を植えたいから)
そして跡地にすもも3本目を植える。(3本とも大石早生)
しかし ・・・・
翌年からこれら大石早生3本はもう2度と実がならなかったのである。
これらの 状況から、私の1996年に植えたすももは
この梅が受粉樹であった
そう考えるとすべてつじつまが合うわけである。
試しに今、「すもも 梅 受粉」でググると「受粉可能」とでてくるのだ。
ああ・・・ これを20年前の自分に教えることができれば
この20年間どれほど幸せだっただろう(泣)
今は良い時代になり、今2023年 ネットで ちょっとしらべると
大石早生だけ植えても 実が生らないと いうのは簡単に検索できるだろう。
そして 好きな品種をネットで買うこともできる。
本物のすもも農家さんは大石早生のほかにハリウッドという受粉樹を
植えているのだ。
このハリウッドが 受粉用に もっとも適している とわかったのも
最近 らしいのだ。
このすもも農家さんの このページ ↓ が 非常に参考になった。
このページにすももの栽培のコツがすべて書かれているのだ。
このページに見とれていると もう一度 すもも を植えてみたいという衝動を
抑えきれなくなりこの度 大石早生とハリウッドを買ったのであった。
もしこの農家さんみたいに すももがたくさん収穫出来れば、
このページの農家さんと同じことをすると 6個5500円のプラムの大様 貴陽 も自宅の庭で作れるかもしれない。と夢はどんどん膨らんでいくのであった。