『白雲去来 金椛国春秋外伝』 | 胡晴の記憶の本棚

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読んだ本やその日あったあれこれ

2022年8月に出版された、篠原悠希さんの

『白雲去来 金椛国春秋外伝』 を読み終わりました。

 

中華風ファンタジー小説のシリーズの外伝。

 

ルーシャン将軍の少年時代。

祖国からやって来た使節団を迎える仕事中、学生証を盗んだ相手と再会する橘真人。

結婚後の玄月。

について書かれた短編小説集です。

 

曲者感(?)が強い人たちの話なので、いつも以上に楽しめたかも(笑)

だけど、一番気になるのはやっぱり玄月さんのその後。

最終巻で、幸せになってくださいと祈るばかりだったのですが、

なんだか穏やかな日々を過ごされているよう。

遊圭との交友も続きそうなので、何よりでした。