池ビッシュブログ-Love BaseBall-野球好き2016-

池ビッシュブログ-Love BaseBall-野球好き2016-

ようこそ浜坂プロフェッショナルベースボールブログへ( ˘ω˘)
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○開幕カードはエース俵原と西澤の対戦vs


まずマウンドに上がったのは背番号39を背負う男、西澤。

右投げ右打ちの緩急を織り交ぜてゴロで打ち取るタイプの投手であり、主な球種はストレートにカーブを組み合わせた投球スタイルだ。


迎えた先頭打者は俵原。「初打席で結果を残したかった」というコメント通り西澤のカウントを取りに来るボールを上からたたき2ベースヒットでチャンスを作るうえ

2番打者池ビッシュ、3番山﨑という怖いオーダーではあったが西澤は球数こそ多投してしまうもののこの2人をサードゴロに抑え初回を締めたきらきら!!


裏の攻撃。

マウンドには俵原。お馴染みのオーバースローだが今季から改良を加え、新しいフォームでこの開幕戦に挑む炎右投げ右打ちでストレートを軸にカーブ、スライダー、チェンジアップと豊富な球種を操る本格派右腕だ。

1回裏、迎えた打者はMasashi、西澤であったがキレの良い俵原のストレートに押され走者を出すことはできず。



○2回も譲らず両チーム得点なし!!


2回も池ビッシュの強襲ヒットで走者こそ出すものの後続が打ち取られ得点はなし。

俵原も2回をマサから三振を奪い相手打線に得点は許さず。


○膠着した試合動かしたのは山﨑のバット炎


3回表、早くも西澤を降板させリリーフ陣に託し2番手はMasashi。

しかし、俵原がこの日2本目となる2ベースヒットでいきなりピンチを迎える。対する打者はここまで無安打の山﨑。「短時間の試合展開だし僕が決めたかった」と鋭い一振りで放った打球はセンター西澤を超える先制タイムリー2ベースで試合を動かす!!1-0


この勢いで襲い掛かりたい打線ではあったがこの失点にMasashiに火が付いた。迎える池ビッシュにはインコースの直球で見逃し三振で抑え味方の反撃を待つ。


○最終回は俵原でなく抑えの山﨑を起用上げ上げ


俵原が降板しマウンド上には先ほど先制タイムリーを放った山﨑。しかし鋭い眼光で睨む西澤が鮮やかなヒットで出塁し無死1塁。迎えるはマサ炎

山﨑「気持ちで負けるワケにはいかない」とホームランを打たれたならば逆転サヨナラとなるこの場面でも気持ちを切らすことはなかった。

大観衆が見守る中、マサを空振り三振ー。そしてMasashiも打ち取りゲームセット。


試合は1-0で終了し初戦で俵原が制し1勝、負けはリリーフ失敗でMasashiに1敗。山﨑にはセーブが付いた。


◎ヒーローインタビュー

山﨑「大事な初戦でしっかり自分の野球ができました。これからもっと良いプレーを続けて熊本の被災者に笑顔を与えたいと思っています。今日もたくさんの応援ありがとうございました」とコメント


○勝利:俵原1勝0敗

●敗戦:Masashi0勝1敗

Sセーブ:山﨑1S

本塁打:なし

観衆:28718人

炎2015シーズン後半戦の記録紛失の為、2015年シーズンのブログ更新は行わず炎


2016年から行われる試合は記録更新よりも、”やることに意味がある”をテーマに戦うことを宣言する。


チームの顔”池ビッシュ”も地元を離れ確実に短期決戦や少ない試合数になるため、1戦の重みがさらに増す浜坂野球。


そして迎えた5月。新エースとなった俵原が初勝利を手にするため開幕のマウンドに上がる。その反対側のベンチから鋭い眼光で見つめる男、西澤がそうはさせんと立ちふさがる、、、

※通算成績表は後日更新予定うえ

このメンバーで先発4本柱と言われる各投手の勝利数は池ビッシュ58勝、俵原43勝、山﨑27勝、Masashi26勝炎これに仲村18勝、小谷14勝・・・・と並んでいくおんぷ(投手通算成績は2007年~記録)


第8戦は通算58勝21敗、2013年途中からここまで先発で6連勝中の池ビッシュ(今季1勝0敗)とvs通算26勝13敗のMasashi(今季0勝0敗)の安定感のある両投手が先発。



○両投手初回無失点も2回から試合動く

蒸し暑い30度を超える高温でのマウンドで先発となった両投手汗まず先発のMasashi

初回は北山にヒットを許すもチャンスの場面で池ビッシュから空振り三振を奪い初回を0に抑える。

対する池ビッシュ山﨑、仲村、Masashiと続く強力打線を相手にするも山﨑、仲村を超遅球で2者連続で遊ゴロに抑える炎

試合は2回から大きく動き出す。池ビッシュチームの打線がMasashiを捉え、井上賢、北山、俵原、池ビッシュのタイムリーなどの猛攻で3回で7点を奪う7-0!!

Masashiも暑さの影響あってかいつもの実力を出し切ることができず、降板し2番手の山﨑に託す四つ葉





○止まらない打線!チーム22安打で攻撃の手を緩めず

2番手の山﨑も止めきることができず、追加点を積み重ね一時、スコア7-4と3点差になった試合も最終回の6回には14-4と10点の差がついてしまった!?

この試合の1・2番コンビが大当たりうえ井上賢が9打数5安打、北山8打数6安打、俵原8打数4安打1HR、池ビッシュ8打数7安打1HRと先発の池ビッシュに大量援護ビール


○池ビッシュの連勝記録を止めるのは誰か!?

この試合も安定した投球を見せた池ビッシュ。通算59勝目(59勝21敗)をあげた右腕は通算防御率も2.22と無類の成績を残す。今日の勝利で連勝記録も”7 ”まで伸ばしハーラートップの今季2勝目をあげた炎ストレートに多彩の変化球を投じる右腕は通算1位の575奪三振を記録するも今季は三振を取らないスタイルにモデルチェンジ。


今季2試合目のこの試合はストレート、超スローボール、カーブに加え浅く握るもう1つのフォークを多投。

「対戦チームの打者がバットに当てるのが巧いメンバーなので打たせて取ることだけ考えて投げた」と語る。

”新球フォーク”が面白いように相手打線を封じた。ストレートに近い球速で小さく落ちる為、ゴロを量産うえ空振りを取る落差のあるフォークと2種類を投げ分けた。

12個のアウトのうち、9個がゴロアウト。奪った三振は1個のみ。更に奪併殺も今季最多の3回目を記録。

強力な武器をまたひとつ増やした池ビッシュに

仲村「少ないチャンスを確実にものにしないと打ち崩せないね」

俵原「次の試合ではぽかすか打って負けをつけさせたい」と語った。






○勝利:池ビッシュ2勝0敗

●敗戦:Masashi0勝1敗

■セーブ:なし

★本塁打:俵原④、池ビッシュ⑥

☆観衆:2548人


しかし課題も見つかった。7月19日に行ったフリー打撃に池ビッシュ、山﨑が伊藤、重本を相手に登板炎

お互いに良いボールも投じることができたが制球(コントロール)がやはりいまひとつで投球数が多くなるのが最大の難関。カウントを稼ぐ球種で痛打をされる場面が多かった。後半戦からはこのコントロールの課題をいかに改善するかがポイントになるだろう。と井上賢は解説した。

第7戦「最高です」

第7戦を先発に任せられたのは今季先発2戦目となる仲村(1勝0敗)とvs3戦目の先発となる俵原(0勝2敗)昨年の最多勝投手・俵原にまだ勝ちがついていないシーズンなだけに仲村は本調子でない俵原につけ込みたい試合。俵原からすればなんとしても勝たなければならない試合となる炎



○俵原初回2失点もチームメイトの活躍ですぐ逆転

波に乗り切れない今季の俵原は初回にいきなり相手打線に捕まる涙仲村がヒットで出塁すると味方のまずい守備もあり、池ビッシュ仲村にタイムリーヒットを放たれ2点を失う。2-0

しかし、相手投手となる仲村も初回に、守備が少ないこともあり不運なヒットが重なり、走者を貯めて、山﨑に第3号3ランホームラン、俵原の第3号ソロ、再び山﨑にタイムリーを打たれてしまい2-5と逆転され初回から試合は大きく動いた!!



○2回以降立ち直りを見せた俵原”意地のストレート”

初回こそ2点を失ったが2回から安定した投球内容でアウトを積み重ねていく俵原炎なかでも極めてキレがあったのがストレート。

「初回は点を失ったが、初回の2アウト目となるアウトを池ビッシュから空振り三振を奪ったストレート。この三振を奪ってから俵原のボールの精度が変わったと思う」と話したのは打席に立っていた池ビッシュのコメント。

”火の玉ストレート”炎がコーナーに決まりだし、もう為す術がない仲村打線。

復活の狼煙をあげた右腕に井上賢も脱帽↓↓4打席の俵原との対決で4打席連続三振(そのうち3打席は見逃し三振)と全く歯が立たず「ストレートを低めについてくる。あれではバットが出せないよ」と俵原の復活を感じていた。

○仲村も3回から立ち直り見せるも・・・

2回にも1点を失い2-6となったこの試合。仲村も3回以降は相手打線にヒットは許すも点を与えずスコアボードに0を並べるうえ「こうなると初回の5失点が悔やまれる」と話した仲村。守備が少なかったことが影響した5失点だけにショックもあったようだ雨


○試合は時間制限の為、6回裏で終了

最終回まで2-6のままのスコアで突入うえ3回以降は両投手が踏ん張り、リズムの良い投球あってこその良い守備も生まれた。池ビッシュのピッチャー返しのヒット性のあたりを北山が難しいバウンドも難なくさばくと、山﨑のヒット性のあたりを池ビッシュがガッチリつかみセンターライナーで抑えた。

6回裏、ランナー無し。最後の打者となったMasashi。

「粘りを見せたかった」とMasashi俵原のストレート、スライダーに喰らいつき、8球目までファウルで粘る!!

しかし気持ちで負けなかった俵原。9球目となる最後の投球は外角低めに大きく曲がるスライダーでMasashiのバットが空を切り空振り三振でゲームセット。スコア2-6きらきら!!


ヒーローインタビューは今季初勝利をあげた俵原。

Q.今の気分は?「最高です」

Q,今日よかった点はなんだったのでしょう?「最高です」

Q,自らを助けるHRも放ちましたね!「最高です」

Q.最後にファンの方にメッセージをお願いします!「最高です」

とヒーローインタビューも笑顔で応じた。


○勝利:俵原1勝2敗

●敗戦:仲村1勝1敗

■セーブ:なし

★本塁打:俵原③、山﨑③

☆観衆:42512人



第6戦に指名されたのは2年ぶりとなる仲村(今季初登板)vs山﨑(1勝0敗)の先発により試合開始炎



○久々のマウンド。序盤は様子見投球の仲村

”無理はしない”2年ぶりの先発マウンドにあがった仲村。まずアウトを大事に重ねることをポイントに置くが....初回から試合は動いた。

相手打線はマサ・宮脇・俵原・山﨑と中距離打者が並ぶ打線。その打線に初回から捕まり、宮脇がヒットで出塁すると山﨑に第2号の先制2ランホームランをセンタースタンドに運ばれ2点を失う。0-2

しかし2回から徐々に自分のペースを思い出す仲村。2シームに加え、シュート、縦スラ、フォークなどの多彩な変化球を織り交ぜ打たせて取る投球に変化していったうえ



○山﨑先制点を貰うも踏ん張りきれず。。

山﨑は初回を0点に抑えるも、西澤・仲村・池ビッシュ・Masashiと続く強力打線に対応しきれず、2回裏に仲村をヒットでの出塁を許すと、Masashiに甘く入ったスライダーをスタンドに叩き込まれ同点とされる↓↓

2-2

4回には俵原の援護点となるタイムリーヒットが飛び出し3-2と逆転に成功するも再びMasashiに第5号のソロホームランを浴びまたしても振り出しにあせる



○試合を大きく動かす仲村が自らのホームラン

同点で迎えた5回裏上げ上げ西澤がヒットを放つと続く仲村「体がうまく反応した」と自画自賛の第2号2ランホームランでとうとう逆転した炎5-3

それ以降は両投手が踏ん張り、ともに奮闘していき、奪三振ショーが始まったきらきら!!


○”諦めない”宮脇の待望第1号ホームラン

8回までスイスイと抑えていった仲村だが前の打席で2ベースヒットを放っている宮脇と対するvs

投げた球種はツーシーム。そのボールをフルスイングで当てた宮脇の打球はセンター方向に大きく放物線を描き待望の第1号ソロホームランで5-4の1点差に迫る


○逃げ切るか、それともサヨナラか!?

山﨑「最後が一番の踏ん張りどころだった」

場面は8回裏、池ビッシュ山﨑のストレートを捉えヒットで出塁すると、続くMasashiも連打で無死1・2塁の大チャンス。迎えた打者は西澤!!

西澤「初球から行くと決めていた」

山﨑が投じたスライダーを振りぬく西澤であったが打球は緩いショートゴロで併殺となりこのチャンスを生かしきれなかった。対した山﨑はガッツポーズでマウンドを降りた。


試合は9回表炎

この回を仲村が抑えきれば、1点差の5-4で試合終了となる展開だが、8回裏の山﨑の気迫のマウンドを見ていた打線はここから奮起した。まずは宮脇

きっちり抑え切りたい打者であったがバットに当てた打球はふらふらと打ちあがり仲村も懸命に追うが捕球できず同点のランナーを背負うと続く俵原にもセンター前ヒットを放たれ逆転のランナーまでも背負ってしまう涙

そして2人のランナーを出してこの試合、仲村に対し8打数6安打という最も相性の悪い山﨑が打席に立った。

「打たれる気しかしない、でも”最後まで自分を信じた”」と語った仲村

山﨑をなんとか追いこむと今日一番の大歓声!!その歓声の中で投げたフォークに山﨑のバットが空を切ったアップ1アウトで迎えるマサ。マサに対しても気持ちで負けることはなかった。最後も三振でガッツポーズの仲村。9回を見事に1点差で逃げ切る完投勝利に喜びの笑顔。チーム全員でハイタッチを交わした林檎


仲村「とにかく投げ切った!勝った!というのが最高です。味方打線にも感謝しています」

山﨑「負けはしたけど久々の好ゲームだったんじゃないかな?最後まで両チームが諦めることがなかった」と各自コメント







○勝利:仲村1勝0敗

●敗戦:山﨑1勝1敗

■セーブ:なし

★本塁打:Masashi④⑤、仲村②、山﨑②、宮脇①

☆観衆:42512人

第5戦は両投手、今シーズン2戦目の先発になる井上賢(0勝1敗)とvs西澤(0勝0敗)で試合開始炎



○井上賢の立ち上がりを狙う打線

山﨑・宮脇・西澤・池ビッシュ・北山と並ぶ打線が初回から井上賢を捉えたメラメラ山﨑の2ベースヒットでチャンスを作ると池ビッシュが先制となるタイムリーヒットを放ち1-0

2回は得点ならずも、3回には西澤がヒットを放つと続く池ビッシュはバントの構え。しかし初球をバントミスした池ビッシュは2球目をバスター。バットに当たった打球はそのままスタンド中段にまで達し第4号の2ランホームランで3-0!!

4回にはランナーが1人いる場面で北山にも今季第1号の2ランで更に追加点5-0



○西澤、ピンチ作るも要所をキッチリ抑える

前回の登板で6イニング無失点の西澤はこの試合でも安定した立ち上がりを見せたアップ

仲村・井上賢・Masashi・俵原と続く強力打線を3回まで無失点。直球を軸に打者を打たせて取る内容のピッチング。内野手の池ビッシュ、山﨑の好守にも恵まれたうえ


「後半から悪い投球をしてしまった」と語る西澤。

この日、最初の失点は4回裏。ランナー1人を置いてMasashiに今季2号の2ランホームランを打たれると続く5回には再びMasashiに第3号のソロホームラン、この試合2度の敬遠四球を与えた俵原にも第2号ソロホームランを浴び4点を失ってしまった。


○西澤を後押しする豪快な打線








しかし4点を失った西澤に後押しする味方打線炎5回には池ビッシュがこの試合2本目となる第5号2ランホームランを放ち、6回には山﨑のタイムリー2ベースで試合を決めた。スコアは8-4

井上賢、西澤ともに最後まで投げ切った!!

井上は今季2敗目、西澤は初勝利を挙げた。


○井上賢「歯車あわなかった」

試合序盤から流れを相手チームに作らせてしまったのが敗因だろう。ただ、この日は”風が無い”試合だっただけに、風を利用した揺れるボールを操る井上賢にとっては計算外だったのかもしれない。

更に、致命傷となったのが守備のシフトミスが続いたことも大きく響いた↓↓北山の打席で大きく前進守備をしていた外野手の俵原の頭を超える打球が続きこれも失点につながった。

井上賢が自らヒットを放つも続く後続打者は次々とアウトになり自分たちのチームに流れを持っていくことはできなかった。


西澤「打線に助けられた。ピッチングは良い感じで腕が振れているので、次の試合でもチームを勝たせられるように頑張ります。」

Masashi「甘いボールをしっかり芯でとらえられるようになった。この調子で本塁打を量産していきたい」

北山「久々にホームランが打てた。打った瞬間はあそこまで飛ぶとは思わなかった!いい感じで捉えられたのでこの調子を維持していきたいですね」と各自コメント


○勝利:西澤1勝0敗

●敗戦:井上賢0勝2敗

■セーブ:なし

★本塁打:池ビッシュ④⑤、俵原②、北山①、Masashi②③

☆観衆:38500人



第4戦はベテランエースで今季2試合目の先発登板で初勝利を狙う俵原と新人・重本の両先発で試合開始メラメラ


○試合開始早々KOされたエース?!

試合は1回の表から大きく動いた。マウンドに上がった俵原は先頭打者の宮脇を打ち取り1アウトを奪う。しかし、続く池ビッシュ、重本に連打を浴びると宮脇に投じたカーブが甘く入り2点タイムリーを打たれてしまう↓↓更に続く池ビッシュ「ストレートだけを狙っていた」と真ん中に入ってきたストレートを豪快にセンター方向への第3号の場外ホームランで更に2点追加、なお重本にも2者連続となる第1号ソロホームランを浴び初回5失点KOで俵原は降板となった。5-0





仲村「結果だけ見ると内容が無い投球だったかな。俵原が苦手な初物選手チームだったのが大きかったかもしれない。データの少ない打者が相手なだけにもう少し慎重に投げて欲しかったね


○初先発の重本は快調な投球披露

初めて先発に上がった重本だったが投球の幅を大きく生かし、打たせて取る。テンポの良い投球が続いた。2回裏、山﨑に第1号のソロホームランを浴びはしたものの、それ以降は変化球を低めに集め丁寧な投球を続けスコアボードに0を並べ4回までを投げて、2番手の小谷にマウンドを譲ったうえ



○俵原降板後の2回から9回まで投げ抜いた山﨑

「ロングリリーフでも任せろ!!」と言わんばかりの力投を見せた山﨑。緊急登板で2回から登場したものの、俵原から5点を奪った宮脇、池ビッシュ、重本、小谷の新人打線を次々に打ち取っていった。

仲村「この日も粘り強い彼らしい投球だったね。スライダーもよく曲がっていたし2から9回までの8イニングを投げ切ったのは素晴らしいね」


○シャープな打撃健在!小谷の打撃

久々の出場の小谷も良い打球を多く放った。途中出場で参加したもののこの試合6打数3安打とシャープな打撃は未だに健在炎守備でもサードで軽快な守備を見せつけた。

投手としても2回を3奪三振の力投を見せるなど十分に能力を発揮してみせた。





○ベテラン勢チーム。継投してくる相手チームに苦戦

山﨑のソロホームラン以降、重本・小谷・池ビッシュの継投で繋いでくる相手チームに打線が対応しきれなかった。3から8回まで点を奪えず9-1というスコアで最終回となる9回裏へ。

最後まで意地を見せたい、俵原・北山・山﨑の打線炎

すると9回裏2本のヒットで大チャンス!?

マウンドには小谷。打者はこの試合ここまで8打数3安打の俵原。

俵原「あきらめるワケにはいかなかった。打った時の感触で分かった」と振り返った当たりは右中間方向への場外への第1号3ランホームランで9-4とした。しかし反撃もここまで。最後は重本が山﨑を遊ゴロに打ち取りゲームセット!!



9回終了で9-4という試合結果に終わった。

勝利投手は初先発の重本、負け投手は俵原で今季2敗目となった。



宮脇「3安打4打点と打撃でアピールできて良かった!新井さんのように頑張ります!」

俵原「投球に関しては僕の力が足りなかった。最近、新人選手に打たれることが多いのでその辺の修正が必要になると思う」

と各選手がコメントを残した





○勝利:重本1勝0敗

●敗戦:俵原0勝2敗

■セーブ:なし

★本塁打:池ビッシュ③、俵原①、山﨑①、重本①

☆観衆:32416人



第3戦は昨シーズン3勝(0敗)のMasashiと昨年は勝ち星に恵まれなかった西澤との対決炎


○立ち上がりから両投手エンジン全開

まずマウンドに上がったMasashi。昨年は池ビッシュに続く2位の防御率2.14を誇る。毎年上位の成績を残す技巧派タイプでストレートの他、カーブ、スライダー、Ⅴスラ、フォーク、チェンジアップと多彩な球種を操る。

この日も、制球が抜群。次々と空振り三振を奪い無難に立ち上がりを無失点に抑える!!


対する西澤。西澤はストレート、カーブ、チェンジアップが主な球種だ。

西澤も相手打線に的を絞らせない投球が続いた。第2戦で6安打を放った仲村や同じく2戦目で2ランホームランを放ったMasashi、マサと続く打線から4者連続三振を奪う!!


○チーム初安打を活かせるか?!

好投を続けたMasashiからまずヒットを放ったのが3回表の攻撃で池ビッシュ。センター前ヒットで出塁するも後続の西澤を低めの変化球でしっかり遊ゴロに打ち取り得点を与えない。


西澤は4回終了時点までパーフェクトピッチング。しかし5回の攻撃で仲村にヒットを放たれ走者を初めて背負う。しかし1番打者のMasashiをまたしても空振り三振で見事に抑えこちらも得点を与えず上げ上げ




○両投手好投を支える強い風

この日の風はとても強く投手を有利にさせた。

北山「打者にはとても不利になりましたね。池ビッシュは2本くらい本塁打を損したんじゃないかな?」

開幕から2試合連続でホームランを放っている池ビッシュ。この試合でも確実に捉えた打球があった。しかし上空に上がると打球は強い風に押し戻された。

その風もあって良いプレーも飛び出したうえ池ビッシュの大きなあたりが風で失速。ショートを守っていた仲村が後ろ向きで全力ダッシュでキャッチするファインプレーも飛び出しMasashiを助けた。


○最終回まで失点0の両投手

この試合は17時で試合を終了した為6回裏が成立した時点で試合終了となった。


なんとMasashiは6回を投げ切り被安打3の5奪三振(自責点0点)、3塁を踏ませない完璧な内容で自身の開幕を終えた。Masashiは序盤は三振を多く奪ったが、序盤から変化球を低めに集め少ない球数でゴロアウトを積み重ねるという理想的な投球内容だった。


対した西澤は同じく6回を投げ切り被安打は仲村に許した2本のヒットのみで8奪三振(自責点0点)2塁すら踏ませない、こちらも完璧な内容で先発の役割を果たしたうえ


試合は0-0で今季初めての引き分けとなった。両投手が好投しただけに打線の援護が欲しかったがMasashi、西澤がそれだけ完璧な内容だったということだろう。


西澤「正直に言うともう(肩が)限界だった。あと1イニング続けていたら打たれていたかもしれない」

Masashi「初勝利が欲しかったから残念」とコメントを残した。


○勝利:なし

●敗戦:なし

■セーブ:なし

★本塁打:なし

☆観衆:6985人





第2戦「懐かしい感覚」


かつて2桁勝利を挙げエース3本柱としてチームに貢献してきた右腕・山﨑。彼の得意玉である伝家の宝刀スライダーは多くの打者に衝撃を与えた炎
中島「初めてこんなボールを見た」

西澤「ヒロのスライダーの曲がりは本当にスゴイしキレがある。」
しかし、その彼に試練が訪れたのは2012年シーズンからだ。その年3勝5敗と思うような成績を残せなかった山﨑は2013年を復活の年にすると誓った。しかし、その矢先、待っていたのはまさかの事故。手術も伴い2013年は出遅れてスタート、結果は0勝3敗に終わった。もちろん納得はしなかった。

迎えた昨年の2014年シーズン。
悪い流れを変えることは出来ず走者を出しては大量失点。援護にも恵まれず好投しては味方のエラーが相次ぎ逆転負けなど終わってみれば0勝4敗、もがき苦しみ続ける右腕に厳しい残酷な現実は続いた。
「苦しいし悔しい」ー。
そんな中、始まった2015年オープン戦、違いは明らかだった。かつてのストレート、スライダーが正に蘇ったような光景が続き、山﨑への自信へと繋がった。
池ビッシュ「今年はやるぞ!という気迫をマウンドにいる山﨑から感じたし、キレのある走ったボールが多く見られたよ」と話した。
開幕戦ではリリーフとして1イニングのみ登板。西村をスライダー、池ビッシュには直球で連続三振を奪った。不安を自信へと変えた右腕が復活を掛けて、2015年初先発へとマウンドにあがった!!

山﨑vs井上賢の両先発。



○両投手ピンチ作るも立ち上がり無失点

まずマウンドに上がった井上賢。井上も今季復活を目指す右腕うえフォーシーム、ツーシームに加え2種類のカーブ、スライダー、カットボール、スプリットを投げ分けるのが特徴。

最初の打者は仲村。1年ぶりの打席だが、迷いはなかった。

変化球を捕らえヒットでチャンスを作ると、味方のエラーなども絡み満塁のピンチをいきなり迎えた井上涙

しかし、冷静だった井上池ビッシュを追い込んでからスローカーブで空振り三振に抑えピンチを切り抜いた炎


そして山﨑。西澤に2塁打を浴びるも後続を得意のスライダーで相手打線を翻弄し、両チーム得点なし。


2回も両チームチャンスを作るも得点は入らず。


山﨑もヒットを放つが得点には結びつかず―。


○山崎に勝ちをつけたい味方打線

試合が動いたのは3回表きらきら!!



この日、チャンスの場面で井上のツーシーム、カーブに苦戦し、打てていなかった池ビッシュがランナー1塁の場面で魅せたうえ井上の甘く入ったストレートをすくい上げた打球は滞空時間の長い右中間スタンド最上段に飛び込む先制第2号の2ランホームランを放ち2-0とする。



更に続く4回には、ランナーを2人置いた場面で仲村のこれまた右中間スタンドに飛び込む1号3ランで3点を追加した。5-0


○諦めない井上。最後まで投げ切る!



失点こそしたが井上賢の投球はリズム、制球ともに安定していた。その投球に応えるように味方の守備も輝いた上げ上げ仲村のヒットをMasashiが気迫あるダイビングキャッチを試みたり、池ビッシュのスタンドイン間近の大きなフライを西澤がキャッチ。

そして5回裏には井上賢がヒットを放つとMasashiがセンター方向に第1号2ランホームランを放ち3点差とする!!5-2


○更にそれ以上に粘りを見せた山﨑のピッチング

5回まで被安打4自責点2点で抑えた山﨑。2年連続勝利なし、7連敗中の投手とは思えない投球を繰り広げる。味方打線の援護も貰い、守備も失策0と山﨑を助けた。時間の影響で5回終了となった第2戦は、そのまま5-2で終わりを迎えた。


5回5奪三振(0自責点)で見事2年ぶりの勝利を挙げた山﨑は笑顔を見せた。
「長かった。久々に味わう懐かしい感覚」と話す。

「今日のような投球が続けば必ず最多勝争いに参加してくると思う」と、池ビッシュもライバルの奮闘に興奮を隠せなかった。


対戦した井上も「相手が悪かった。良い投球だったよ。次の試合では必ず勝ちたい」とコメントした。


久々の出場だった仲村はいきなりの7打数6安打1本塁打の大暴れ。第3戦の注目打者となるのは間違いないだろう。


○勝利:山﨑1勝0敗

●敗戦:井上賢0勝1敗

■セーブ:なし

★本塁打:池ビッシュ②、仲村①、Masashi①

☆観衆:2087人


規定人数に達成しなかった為、試合中止で各メンバーが自主トレを行った日曜日炎

17時から集まった3人のメンバーが行った投球・打撃練習。


○打撃練習

開幕戦に登板した池ビッシュが打撃投手を行い、西澤・山崎がバットを構えたバット

西澤も久々の打撃に快音が響かず鈍いあたりが続いたものの、後半より新しく考え出した打撃フォームをチェック。

足を上げ、更にオープンスタンスに取り組み、前に体制を崩さないフォームで練習メラメラ




その成果もあってか池ビッシュの直球を捕らえるシーンも確認。ヒット性のあたりが数本飛び出した。

西澤「僕は開幕戦に出れなかった。次の試合が僕にとっての開幕戦になりますんで」若きチームリーダーに隙はない。

また投球練習でも西澤が池ビッシュを4打席連続三振に打ち取るなど状態は上向きだ!!


○投球練習

投球練習では第3戦に先発として期待されている山崎が豪快に投げ込んだうえ

「俵原を超える投手になる」と目標を挙げた2015年シーズン。新たに習得に挑むシュートを交え、投球の幅を広げると語る。



ストレート、カーブ、スライダー、スプリットにnewシュートが加わり多様に変化するボールを投げ込んだ。

遠くで見守っていた仲村スコアラーも目を輝かせ投球フォームを入念に観察していた。

仲村「キレのあるボールを投げていたね。打席から見るとよくボールが動いてるのがわかるよ。これなら間違いなく勝ち星を積み重ねるよ」と太鼓判を押した。