鞍谷御所
くらたにごしょ
創設年代・・・室町時代
創設者・・・・・鞍谷嗣俊
形態・・・・・・・平城
遺構・・・・・・・曲輪・土塁・空堀・水堀
碑
遠望
味真野神社
同
土塁
二重土塁
水堀
継体天皇像
公園
略史 鞍谷氏は足利義満の子義嗣が、 上杉禅秀の乱に連座して兄義持の疑うところとなり自殺、 その子嗣俊が越前に逃れて鞍谷に住んだ。 斯波氏の家督相続争いが一因となった応仁の乱で、 勢力を拡大した朝倉氏は越前を実効支配した。 鞍谷氏は足利嗣俊の系統に、 朝倉氏に擁立された斯波義俊の系統が娘婿として入り、 鞍谷氏を継承した。 朝倉氏滅亡後は、 小丸城を築城した信長の家臣、佐々成政と臣従関係を結んだと言う。 ポイント 居館は100m四方の方形で、土塁と堀が巡っています。 南側には二重の堀と水堀があります。 古代には継体天皇の宮跡があります。 印象 味真野神社の境内。 三方が今でも堀と土塁で囲まれていました。 周辺は公園整備されて、広々としています。 謎の天皇、継体天皇の像が造られており、 ここに住まいがあったらしい・・・・。 訪問日 平成30年5月 |