私は大学卒業後、ある事件に遭い、心身を壊してしまいました。
そのとき、何年か前に買って読まずにいた「エンジェルセラピー」というドリーン・バーチュという人の本を、本棚で見つけ、引き込まれるように天使の癒しの世界へと導かれました。
著者であるドリーンさんは天使から離れて久しいのですが、私はいまだに、エネルギーの保護と浄化とメンテナンスなど、様々な場面で、大天使ミカエルと天使たちに力を借りています。



というのも、精霊たちは、それぞれ、地上で使えるエネルギーに限りがあるからです。

それに比べて、天使たちは、天界の愛のエネルギー網や、人脈というのか、天使脈を上手に使って、彼らに負担がない形で助けてもらえるので、小さなお願い事、大きなお願い事、どんな願いでも、お願しいやすいのです。


天使たちの性質として、許可がないと助けられないというものがあって、なので、お願いしたいことがあったら、躊躇せず願うと喜ばれます。

精霊たちは、愛する人のためなら、自分自身の存在が危うくなってでも、助けようとしてくれるくらい、ほんとうに純粋で純情な存在です。
愛されていたら、とくに何も願わなくても、積極的に助けてくれます。

そして、精霊たちは、天使たちに比べても、他のいろんな精神世界の方々に比べても、物事を現実化する力が、ものすごく強い。
小さな精霊ですら、本気を出せば、宗教に属するタイプの龍神様たちより、強い場合もあるくらいです。
だから、もし、精霊たちにお願いごとをするのならば、ぜひとも、すぐにでも現実化したい物事に絞ると、叶いやすいです。

もし、天使たちにお願いすることに抵抗がなければ、小さな困りごと、願い事、手伝ってほしいことなどは、「天使たち」か、「天使たち、精霊たち」という風に、天使の助けも呼びながら願うと、精霊たちに負担がないし、精神世界では精霊に比べて大いに活躍できる天使たちも、一緒に動いてくれるので、おすすめです。

なかには、天使とは縁の薄い人もいて、日本人はそういう場合も多い気がします。
そのせいか「精霊たち」と声をかけたとき、精霊世界の大ボスというのか、自然の気の最も偉大な化身でもある、龍たちが応えてくれるときがあります。
あるいは、過去生や、血筋的に縁のある、天界や、神話世界の方々が、助けるのを手伝って、精霊の負担を軽くしてくれます。

何かを願う前に「精霊たち、私の守護の皆様」と言うと、精霊以外の皆様が協力してくれるので、これもおすすめです。

そうすれば、日常の小さな願いも叶い、守られていって、何があっても常に大きな愛に守られているという感覚になり、生きることが楽になってきます。


天使たちと、精霊たちとの大きな違いは、

・天使たちのエネルギーには限りがなく、精霊たちには限りがあるということ。

・現実化する速度が、精霊のほうが早い。精神世界で動くのは、天使たちのほうが得意。

・天使たちは、願われないと助けにくいという性質があり、精霊たちは、願われなくても好きに加護できる。

という感じでしょうか。


私は、精霊たちと広く交流することを選んできている魂で、「精霊に自分のお願い事は、けしてしない」という誓約を自分自身に課して、何回でも生まれ変わるたびに、それを守ってきました。ですが今生は、精霊たちのほうで、その誓いが無効になるようにしてくれていて、今こうして、精霊たちのためにも、私のためにも、彼らの話をすることを、助けてもらっています。

天使と精霊の共通点は、愛が大好きだというところ。
愛そのものの存在であるということ。

そして人もまた、彼らと同じ性質を有しています。

だから、助けが必要なときには、躊躇せず、願ってみてください。
自分一人で生きている存在など、どこにもいません。頼っても、いいのです。
助けること、愛すること、あなたが喜ぶことがう純粋にうれしいという存在は、いつだってあなたのそばに必ずいます。

お読みくださり、ありがとうございました。