前回、心のどこかに「純粋に自然が好き」、という気持ちがあれば、愛によれば精霊たちと繋がれる話をしました。

「精霊たち」というのはものすごく幅広いものを総括した呼び方で、自然界のいたるところに存在しているので、もし、深く交流がしたいと思ったら、ピンポイントに愛を向けていることを伝えると、その精霊に、ものすごく喜ばれます。

たとえば、毎年秋に咲く、家の裏の金木犀の花が好き。
山奥の、まだあまり人に知られていない、小さいけど綺麗な滝が好き。

など、かなり具体的に好きな自然界の存在は、ありませんか?
愛を、その存在に伝えてみてください。
傍に行って、声に出すか、心の中で伝えるのがベストですが、心の中でイメージして、好きな感情や、愛を思うだけでも伝わります。

たぶん、精霊のほうは人の心がすべて見える存在だから、好かれていることくらいは知っています。
でも改めて、心からの愛を伝えると、「私のこと好きっぽくて、ずっと気になっていた人から、ついに告白された!」くらいの喜びを感じるはずです。


そんな風にして、好きな自然界の存在と愛で繋がったら、その存在の格たる精霊と仲良くなるのは簡単です。
でも、どんなに強く想い合うようになっても、簡単に加護がもらえるわけじゃない場合があります。

人と精霊、異なる次元、異なる性質で存在している間柄。
お互いの愛に見合った、守り守られる関係性になるには、障害がまったくないわけではないんです。
それを乗り越えるための、三つの方法をお教えします。


1、自分と、自分の周囲の場を、定期的に浄化する。

あなたを愛している精霊は、心の鏡が歪んだり、汚れたりというのは、人間にとって学びの機会だとわかっているので、それにはあまり関与しません。
でも、エネルギーがあまりに汚れていると、愛したり、愛されたり、という愛によるエネルギーの流れまで、正常に働かなくなるときがあります。

毎日、毎時間、エネルギーを綺麗に保つ必要はありません。
でも、できたら、たまにちょっと念入りに部屋の掃除をしてみたり、塩や精油などを使ったお風呂に入ってみたり。
心地よいと感じられる程度のことでいいので、キレイを保ち、気持ちがほぐれて楽になることを、定期的に行うと、精霊の加護が届きやすくなってきます。


2、何か人に喜ばれることを考え、実行する機会を、少しでいいから増やす。

精霊たちは人間より天界に近い場所にいます。だから、人を喜ばせたり、助けたりするのが、大好きです。
そして、思いやり深く、愛に満ちた人間には、強い尊敬の念を抱きます。
魂の視点から見て、徳の高い人に対しては「マスター」の称号を勝手に与えて、勝手に加護して、その人がますます輝くように手助けするのも大好きです。

彼らに似た心を持っている状態になると、彼らの助けも得やすくなります。
つまり、人がうれしいと、私もうれしい、というような心になる機会が増えると、加護が増え、もらいやすくなります。


3、地球の自然にとって役に立つ何かを、積極的にしていく


自然界は今、大きな危機をむかえています。
なので、自然にとって、その危機を取り除くための行為であれば、なんでも。
積極的にエコしている人のことを、無条件に、助けられるようになっています。
自然界、精霊界の全精力を傾けて、地球存続のためにできることをしてくれている人を加護し、なんとか地球を救おうと頑張っています。

ぜひ、地球の自然のためにできることがあれば、協力してあげてください。
すっごく喜ばれますし、これが今、一番、加護をもらえます。


精霊たちは、精神世界と物質世界と、どちらにも存在しているので、その加護を得ると、どんな性質のどんな精霊があなたを愛していたとしても、周囲との調和を大切にするような形で、物事が現実化する手助けが得意です。

精霊たちと仲良くなるのは、地球のお役にも立つはず。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。