新婚の歌⑦ | 『しろたか』と『きよ』の愛の短歌・詩集など

新婚の歌⑦


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きよの短歌
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唇を 重ねるたびに 愛おしく
    狂わんばかりに 君を求めて

花園で 遊び戯れ 寝転びて
    晴れたる空 流れる雲と

夢に見て 夢に遊んで 夢に詠い
    君との逢瀬 ひと時の夢

穏やかに 流れる時に 身を任せ
    しろに捧げる 愛の短歌を

夕方の 楽しき夕べ 日は落ちて
    汗ばむ肌を 重ねまどろむ

          

美しき 花園の町 蝶の群れ
    楽しき夕べ 共に過ごさん

              

花園で 唇重ね 語り合い
    過ぎ去る時を いとおしく思う

           

逢えずして 君への想い 深まりて
    逢瀬の時に 更に愛さん

               

愛し合い 手を取り合って 進む道
    花咲き乱れ 月満ち満ちて

                

楽園で 歌い踊れば いと嬉し
    君の手を取り 永久に続けと

           

ゆったりと 健やかな時 二人して
    共に過ぎ行く 幸せの時

         

桜舞い 今とばかりに 咲き誇り
    風に揺られて 幸せの時 

               

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しろの短歌
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秋の日の のどかな午後よ 蝶は跳び
    大空高く トビは舞い行く

           

爽やかな 秋の日の午後 肌合わせ
    心地よき汗 流し楽しむ

           

晴れの日も 嵐吹く日も 新妻と
     行けば楽しき 七彩の虹

          

病めるとき 健やかなとき わが妻と
    共に歩まん 地の果てまでも

        

窓辺から 見える月よ 反射して
    きよの顔をば 映してたもれ

           

秋の月 冴え渡りきて 共に見て
    心通わせ キスも送らん