エルフが嫌い | Aquila-Stretching Time

Aquila-Stretching Time

ミニチュアゲームの最新情報とプレイ日記


いつか書こうと思っていて、書いていなかったお話。
タイトルのとおり、エルフが嫌いという話。
ミニチュアの話でもなければ、ゲームの話でも音楽でも映画でもなんでもないたんたる個人的好き嫌いのお話。
まぁ一応ファンタジーバトルをはじめるにあたり、そろそろこういうファンタジーな話題を書こうかとも思ったり。

まず、その前に前提のお話をいくつか
自分はファンタジー物はすごく好き。
小さいときからいろいろ読んでたし、中学のときに一番読んだ本は、「アーサー王と円卓の騎士」。
神話の類も好きでまぁいろいろと読んだかな。一応ハリーポッターも少しは読んだんだぜ。
ゲームの類でもファンタジー系をいろいろとやった。まぁドラクエだのは一切やってないんだけど。

英文学専攻の友人と話すと大体、伝承とファンタジーの話になるんですが、そこでも自分はこのエルフが嫌いって話をするくらい嫌い。まぁ彼女はぶっ殺しあうファンタジーは嫌いで自分はぶっ殺しあいを求めてるから読む作品にずれがあるんだど。

*エルフが嫌いだからといって、ミニチュアゲームでエルフを使っている人を否定するとか、エルフが好きな人を否定するわけではありません。もちろんエルフって映画をやってたウィル・フェレルを否定するわけでもありません。なんだか面白くなかったような記憶がありますが、否定はしません。

■そもそもエルフとは
エルフをご存じない?ウィル・フェレルはおろか、オーランド・ブルームすら見たことが無いということですね?
そんな方がいるかとおもうので、エルフとはなんなのかを書いてみましょう。

エルフ(英: elf, 複数形elfs, elves)は、ゲルマン神話(ペイガニズム)に起源を持つ、北ヨーロッパの民間伝承に登場する種族である。日本語では妖精あるいは小妖精と訳されることも多い。北欧神話におけるかれらは本来、自然と豊かさをつかさどる小神族だった。エルフはしばしば、とても美しく若々しい外見を持ち、森や泉、井戸や地下などに住むとされる。またかれらは不死あるいは長命であり、魔法の力を持っている。(出典:wikipedia)
要するに妖精。
まぁ、このエルフが嫌いというわけではなくって、私が嫌いなのはいわゆるトールキン風のエルフ、言い換えれば現代ファンタジーのエルフ。そう、現代ファンタジーのエルフが嫌いなのである。

では、現代ファンタジーのエルフとはなんなのか。ここでもやはり(面倒なので)wikipediaの力を借りよう。
エルフは外見上は人間に似ており、より美しく、より賢く、偉大な霊的な能力と鋭い感覚を持ち、自然への深い共感を持っている。かれらは偉大な鍛冶であり、善の側に立つ激烈な戦士でもある。かれらは病気にかからず、老いることもないという意味では不死である。しかし人間のように戦闘で殺されることがあり、あるいは悲しみに衰えた時には、魂は西方の祝福された国ヴァリノールに渡る。人間の魂は世界を去るが、エルフの魂は世界の内側に留まる。
これはトールキン作品のエルフなのですが、いまや現代ファンタジーのエルフといったら大体これに似ているもんです。
この"エルフが嫌い"というわけ。

それでは、具体的に何が嫌いか。

■見た目が嫌い
$Aquila-Stretching Time
まず見た目が嫌い。とりあえず、わかりやすい例としてオーランド・ブルーム風のエルフの画像をあげてみましたが、、、
現代ファンタジーにありがちなエルフの見た目の特徴としてあげられるものは、
・美しい
・背が高い
・細い
・耳が少し~だいぶ長い

まず、美しいこと。種族が総じて美しいとかめちゃくちゃすぎる。誰基準だよ!
そして背が高いこと。デカイのはいい、が、細いのと重なると枝のよう。エルフは大概自然派だから、枝っぽいほうが生活しやすいのかもしれないけど、なんんかこう細い=弱いのイメージなので(俺がぶっ殺しあいを求める)ファンタジー世界では淘汰されてんじゃねえのと不思議でならない。それでも大概最強種族の一角。よって嫌い。

■万能だから嫌い
そのままですが、エルフは万能だから嫌い。
トールキンのエルフは美しく、賢く、偉大な霊的な能力と鋭い感覚を持ち、自然への深い共感を持っている。偉大な鍛冶であり、善の側に立つ激烈な戦士。んでもって不死。
完璧超人過ぎる。現代ファンタジーでもだいたいそう。
鍛冶もできちゃう。じゃあ不細工で頑固で小さくって得意なことといったら鍛冶とぶん殴りあいくらいしかできないドワーフはどうするの?ずっとぶん殴りあい?まぁドワーフ的にはそれでもいいのかもしれないけど。
しかしドワーフに残念なお知らせ、エルフって大概優れた戦士でぶん殴りあいも出来ちゃうんだな!!もう万能すぎてドワーフどうしていいかわからない。かわいそうなドワーフ。穴があったら入りたい。ああ、ドワーフ元から穴にすんでいる・・・
死なないとかもずるい。大概、ファンタジー世界で不死を求めようとしてがんばるとひどい目にあうのにこいつらはデフォルトで不死。そんでがんばって死なないようにしてる人たちを尻目に”もう生きるの飽きた。死にたい。”とか言っちゃう。そういう感じが嫌い。

■軟弱だから嫌い
軟弱だから嫌い。身体面も精神面も軟弱だから嫌い。
まず身体面。トールキンのエルフは身体面でも屈強とか書かれているんですが、大概の現代ファンタジーでは(ゲーム上のバランス等もあるが)すべての能力に優れているが、頑丈ではないことが多い。
まずそんなやつらが(ぶっ殺しあいを求める俺の理想の)ファンタジー世界で絶滅していないかが不思議。絶滅の危機だったりすでに絶滅してたりする作品もあるけれど。
そりゃ美しく、賢くて、何でも出来ちゃう完璧超人だけど、”ひ弱な体”だったら真っ先に他種族から命を狙われますよね。がんばれドワーフ。ドワーフがんばれ。
そんなやつはさっさと絶滅すべきなのにしれっと不死とか言って長生きしているので嫌い。

そして精神面。賢く不死であるエルフ。そんな一方で精神面でも打たれ弱く、長生きであることの悩みとか生きるのに飽きるとかそういう贅沢悩みを持ってる。そしてトールキン作品では生きるのに疲れると死んでしまう。不死じゃないのか!軟弱者め!人間やその他の短命な生き物は長生きしたいといろいろがんばってるのに!
しかも大概、エルフは他種族を自分たちより馬鹿だからとか命が短いからとかいう理由で否定して、苛めてくる。長生きしていろいろ考える時間があるはずなのに、行き着く先が他種族の否定と自殺とか精神が軟弱すぎる!よって嫌い。

さて、他にもいろいろ書くことがありますが、これくらいにしておきますか。

■まとめ
というわけで、エルフが嫌いってことがわかっていただけましたでしょうか。
もしかしたら、自分が背が低くて、不細工で、霊感が無くって、鍛冶が出来ないから嫌いなのかもしれません。
自分の人生最大の目的が死なないことだから嫌いなのかも知れません。
自分がゲームなので使う種族が大概エルフと対極のキャラだったりするからかもしれません。
ごつくて頑丈で当たれば強いキャラ。大概よけちゃうエルフに対しては無力!だからむかつくのかもしれません。

裏を返せば好きなんです。要するにこの記事はエルフが好きという話というわけ。
エルフがいないと大概俺の好きなキャラクターたちは輝かない。
不死のエルフをぶっ殺すってのは最高に皮肉で、完全を不完全で打ち砕くとか最高な美談じゃないですか。エルフはそのために存在している気がします。(私にとって)
というわけで、エルフはこれからもファンタジーに登場し続けて、これからも俺の好きな生き物たちにぶっ殺され続けてくれることを期待します。
がんばれエルフ。がんばって死ね!



はやくビーストメンの塊来ないかな。このままだとあと一ヶ月くらいかかりそうな勢い。大量に買いすぎたか><
FBだとエルフいっぱい殺せそうで楽しみ。
もちろん40Kでも宇宙エルフを何度か惨殺しているんだけど、まだ足りない。もっと殺させろ!
Warmachine/Hordeではぜんぜんエルフ虐殺してない。リージョンもエルフだとしても殺し足りない。もうちょっとレトリビューションのプレイヤー増えないかな・・・


さて、糞しょうも無い記事でした。いつも糞しょうも無い記事かいてますが今回のはかなりひどいはず。げろしゃぶレベル。少しはためになる記事も書けるようにがんばります。たぶん。

それでは、また。