【 93年4月 愛の軌跡 （その夜の会話） 】
「次の出張・・・長期になるの？？」
「そうだね・・・、香港-シンガポール-香港の予定で・・・」
「一ヶ月以上に・・・なりそう・・・」
「シンガポールは・・・どんなようで・・・？？？」
「香港の取引先が、シンガポールに新工場を建設する予定で、そのアドバイス・・・」
「97年の香港返還の・・・影響なの・・・」
「そうだね、・・・香港の資産家は・・・そろそろ・・・香港脱出を計画しているようだね」
「製造業のラオパン（老板・社長）は、・・・海外に新工場を作って移転を・・・」
「香港工場と並行して事業を継続する人も・・・」
「深圳の経済発展と・・・香港返還のリスクで・・・迷いもあるようだけど・・・」
「シンガポールの出張・・・多くなるの・・・」
「そうだね・・・取引先でも数社あり・・・・」
「ボスはシンガポールに詳しいから・・・頼られているようで・・・」
「そのサポートを・・・頼まれて・・・」
「新工場の建設から・・・設備設置までの・・・アドバイス・・・」
「日本に居る時間・・・少なくなるの・・・」
「当分は・・・そう・・・なりそう～～～」
「設備は・・・汎用ではなく・・・高性能機種になるから・・・」
「ビジネスは・・・拡大すると・・・思うけどね・・・」
「日本が短くなると・・・ゆっくり出来る日も・・・少なくなるわね・・・」
「そうだね・・・」
「自由に・・・長期旅行は・・・難しいかも・・・」
「無理しないで・・・ね・・・」
「ありがとう・・・」
90年初頭のシンガポールは、香港と同じように
外資の優遇策で、多くの工場が新設されていた。
香港もシンガポールも、その発展は、隔世の感がある。
プライベートもビジネスも、大きな転換点に・・・あった。
＜あなたの心に届いた、『エピソード』を教えて下さい。＞
1992年5月（彼女の似顔絵：自作）
＜エピソード＞・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【シーズン 4】（93年2月～8月）
１．ホテルオークラ（93年2月） 2．上野恩賜公園（93年4月）
【シーズン 3】（92年8月～12月）
１．軽井沢プリンス（92年 夏） 2．野火止・川越（92年 秋）
3．日本奥地紀行（日光） 4．香港・マカオ（92年12月）
【シーズン 2】（92年6月～7月）
1．日本航空（同乗フライト） 2．日航ホテル香港（プレゼント）
3．深圳・蛇口（リトルチャイナ） 4．彼女からの手紙（姉がね・・・）
【シーズン １】（91年6月～12月）
1．椿山荘（ほたる鑑賞） 2．野火止（初めての手料理）
3．香港（初めての夜） 4．六義園（歌遊び）・野火止用水
5．赤坂プリンス（クリスマス）
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