香港 92-12 ②(彼女の来港) | siriusu1960 愛の軌跡(1991年~2012年)

siriusu1960 愛の軌跡(1991年~2012年)

1991年4月、運命的な出会いから

2012年5月、永遠の別れまで

その愛の軌跡を綴ります。

 

 

 

【 香港  92-12 ②(彼女の来港) 】

 

92年当時、香港の国際空港は、ビクトリアハーバーに突き出た

 

啓徳空港だった。(新空港は1998年開港)

 

 

啓徳空港は、九龍の市街地からタクシーで20分程度の距離、

 

成田からのフライト時間は、約5時間

 

香港時間で、午後1時過ぎに到着予定、

 

当時の香港の移動は、市内バスかタクシーを利用していた。

 

いつもは、香港事務所の小梅(スタッフ)が出迎え、

 

僕が、出迎えに行くのは・・・初めて・・・

 

 

彼女は、・・・満面の微笑みを浮かべて・・・現れた。

 

その・・・一瞬・・・混雑した・・・人々の姿が・・・

 

視界から・・・全て・・・消えた・・・

 

彼女の・・・優雅な・・・その姿だけが・・・クローズアップされ・・・

 

なんの・・・違和感もなく・・・しっかりを・・・ハグを・・・

 

香港での彼女は・・・明らかに・・・異邦人になる・・・

 

日本では・・・決して・・・見せない・・・仕草・・・

 

日本での・・・淑やかさ・・・おくゆかしい・・・立ち振る舞い

 

それが消えて・・・臆することなく・・・香港に溶け込む・・・

 

その変身ぶりには・・・自分が躊躇する・・・場面さえあった・・・

 

「いらっしゃい・・・」

 

「はい、・・・お出迎え・・・ありがとう」

 

「フライトは・・・どうだった」

 

「ええ・・・、快適よ・・・」

「こんなに、ワクワクした・・・フライトは・・・初めて・・・」

 

「そう・・・、それは・・・よかった・・・」

 

「お仕事は・・・順調???」

 

「なんとか・・・試作までは・・・ね・・・」

 

「まだ・・・残ってるの???」

 

「試作品の・・・測定結果・・・待ち・・・」

 

 

空港から・・・常宿している・・・

 

ホテルマルコポーロに・・・タクシーで移動、

 

 

 

 

 

 

<あなたの心に届いた、『エピソード』を教えて下さい。>

 

1992年5月(彼女の似顔絵:自作)

 

<エピソード>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【シーズン 3】(92年8月~12月)

1.軽井沢プリンス(92年 夏)  2.野火止・川越(92年 秋)

3.日本奥地紀行(日光)     4.香港・マカオ(92年12月)

 

【シーズン 2】(92年6月~7月)

1.日本航空(同乗フライト)    2.日航ホテル香港(プレゼント)

3.深圳・蛇口(リトルチャイナ)  4.彼女からの手紙(姉がね・・・)

 

【シーズン 1】(91年6月~12月)

1.椿山荘(ほたる鑑賞)   2.野火止(初めての手料理)

3.香港(初めての夜)    4.六義園(歌遊び)・野火止用水

5.赤坂プリンス(クリスマス)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・