【1992年8月(軽井沢)⑲】
ふたり・・・初めての・・・夏休み、
軽井沢での・・・3泊4日・・・
彼女は・・・『夢』を・・・語り・・・
そして・・・『愛の告白』・・・
野火止に・・・来た時から・・・
そんな・・・計画が・・・あったのだろうか?・・・
いや・・・そうは・・・思えない・・・
彼女は、いつも・・・自然体・・・で・・・
小細工をして・・・その場を作る・・・ことは・・・しない。。。
揺るぎない・・・信念を持ち・・・凛として・・
動揺する・・・姿は・・・みせない・・・
ディナーの後、・・・散歩しながら・・・
「今回の・・・旅行・・・ありがとう・・・ね・・・」
「どう・・・致しまして・・・」
「楽しかったよ・・・、あなたのお姉さんに、・・・感謝」
「わたしも・・・よ」
「沢山・・・色々な・・・お話・・・聞けたし・・・」
「僕も・・・ジュンさんの「『夢』も聞けたし・・・」
「・・・『愛の告白』も・・・」
「あら・・・、」
「いつも・・・『大好き』・・・って、・・・言ってくれるけど・・・」
「けど・・・なに???」
「「僕には・・・聞かないね・・・」
「あら・・・、聞いて・・・ほしいの???」
「そうじゃ・・・ないけど・・・普通は・・・聞くのか・・・なぁ~~~って」
「・・・もし・・・聞いて・・・」
「そうじゃ・・・なかったら・・・どうしよう・・・」
「・・・不安・・・だから・・・」
「ほんとう・・・???」
「冗談よ!!!」
「聞かなくても・・・解って・・・いるわ・・・」
「そんなこと、・・・聞いたら・・・」
「おば~~ちゃんに、『はしたない・・・』って、・・・叱られる」
「でもね・・・、どちっちが・・・もっと・・・『好きかしら』・・・って、」
「シンちゃんの方・・・それとも・・・より子の方・・・」
(この時、初めて・・・彼女は・・・自分を『より子』と、・・・呼んだ)
(この・・・響き・・・に・・・『愛おしさ』・・・を・・・覚えた)
「どっち・・・と・・・・おもう??」
「それは・・・もちろん・・・僕の方・・・」
「そう~~ね、・・・今日は・・・そう・・・しといて、・・・あげる」
「ありがとう・・・って、」
「なんか・・・へんな・・・感じ・・・が・・・」
「どうして・・・譲って、・・・あげたのよ・・・」
「ありがとう・・・で、・・・いいじゃない・・・」
「そうか・・・???」
「あっ・・・きつね!!!」
「・・・・やだぁ~~~」
「どこ・・・・」
「いや・・・、きつね・・・に・・・つつまれた・・・みたいだなぁ~~って」
「・・・化ける・・・わよ!!!」
彼女・・・とても・・・ユーモアが・・・あった、
それは・・・センスが良く・・・機智に・・・とんでいた、
<あなたの心に届いた、『エピソード』を教えて下さい。>
1992年5月(彼女の似顔絵:自作)
<エピソード>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【シーズン 1】(91年6月~112月)
1.椿山荘(ほたる鑑賞)
2.野火止(初めての手料理)
3.香港(初めての夜)
4.六義園(歌遊び)・野火止用水
5.赤坂プリンス(聖夜)
【シーズン 2】(92年6月~7月)
1.日本航空(同乗フライト)
2.日航ホテル香港(BD プレゼント)
3.深圳・蛇口(リトルチャイナ)
4.彼女からの手紙(姉がね・・・)
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