★星の神を訪ねて、茨城へ
先日、茨城県まで足を伸ばし、
星の神「天津甕星(あまつみかぼし)」こと
甕星香香背男命(みがぼしかがせお)を祀る
大甕神社(大甕倭文神宮・おおみかしず神宮)へ
参拝してきました。
神仏習合だったことを思わせる山門をくぐると
方位石があって。
星の神を祀っている感じが伝わってきます。

この神社の主祭神は倭文武葉槌命(たけはつちのみこと)
地主神が甕星香々背男命(みかぼしかがせおのみこと)。
日本神話において、最後まで天津神に抵抗して国譲りをしなかった星の神甕星香々背男(みかぼしかがせお)を鎮めたのが倭文武葉槌命(しづたけはつちのみこと)別名天羽槌雄神(あまのはづちおのかみ)とという織物の女神と伝わっています。
Wikipediaを見てね
この日は朔日。
毎月一日のみ頒布される朔日お守りを、
ありがたくいただいてきました。

この神社は磐座信仰の地でもあり、荒々しさを感じさせる星の神・香香背男命を鎮めているのが、織物の女神「倭文(しず)の神」とされています。
星の神と織物の神。
どこか七夕の彦星と織姫を思わせる組み合わせです。


屋根の梁に星のマークがありますね。


これは、悪縁を断ち切る結界石。
お札を貼って、祝詞(ふるべゆらゆら)を唱えながらこの石をくぐると悪縁が断ち切られ、そして良縁を結ぶ準備が整うんだそうです。
なにやら物々しいですが・・・
呪術廻戦好きさんは伏黒恵になったつもりで唱えていきましょう。八握剣異戒神将魔虚羅が現れます(笑)
ーー 岩山の先にあった、やわらかな気
境内奥の岩山は、鎖を伝いながら登る箇所もあり、
なかなかの険しさ。

「宿魂石」とは香香背男命を鎮めた場所であり、岩山全体を指します。
ここに至るまでも結構足場がガタガタ。
なかなかの難所ではありますが
登りきった瞬間、空気がふっと変わりました。
包み込まれるような、やわらかく優しい気。
倭文の神のエネルギーは、とても静かで、しなやか。
香香背男命という強大な存在を、力で押さえつけるのではなく、
やさしさと内なる強さで鎮めているような感覚でした。
それはまるで、ストレングスのカードのよう。
ライオンを手なづける女性の姿に重なる、真の強さ。
自然体であること。
そこから滲み出る慈愛と、揺るがない根気。
そんな在り方を感じさせてくれました。
ーー 蝦夷の気配と、惹かれるルーツ
お守りや袋にあしらわれた紋様が、
どこかアイヌ文様のようにも見えて印象的でした。

(御朱印帳)
パンフレットを読みながら、
この一帯にはかつて蝦夷(えみし)の人々が暮らしていたのでは…と想像が膨らみます。
こういう話題、つい夢中になってしまいます。
かつて歌舞伎舞台で描かれた
阿弖流爲(アテルイ)の物語に触れて以来、
蝦夷という存在に強く惹かれているのです。
大和朝廷に最後まで服従しなかったアテルイ。
そして、国譲りに最後まで抗った神・香香背男命。
どこか響き合うものを感じます。
さらに、この流れは諏訪大社の祭神・建御名方神とも関連づけられるとも言われていて、点と点がなんとなく繋がっていく感覚があります。
反体制、反骨。
なぜか惹かれてしまうこの感覚。
私のDNAのルーツも遡るとオホーツク海から南下してきたそうです(調べてもらった)
蝦夷のルーツがちょっとは入っているのではないかなんて思ったりして。
ーー星という存在への畏れ
甕星香香背男命は、特に金星(明けの明星)を神格化した存在とされています。
明けの明星、そして封じられた神。
このイメージから、ついルシフェルの姿がよぎります。
比較神話の香りが漂いはじめると、もう止まりません。
古代において、流星や彗星、
日蝕や月蝕は災いの前兆とされ、
星は畏怖の対象でした。
運気や流れと結びつく星の巡り。
人の力では抗えない、大きなリズムを司る存在。
そう考えると、星の神が持つ威厳と重みが、
静かに胸に響いてきます。

大甕神社にいる「東天紅鶏」
天然記念物なんだとか。
ながーく鳴くのが特徴で、たしかに
コケコッコーーーーーーーーーーーーーーーーーーォ!
って鳴いてました。


そして、おみくじがね
普通のおみくじもありますよ!
でもこんな大きなおみくじ見たことない!
大きい方は流石に傾けられなかったので、小さい方を引きましたが・・・それでもなかなかの大きさと重さでした(笑)
ーー 雨の中で出会った、透明な泉
さて、次に向かったのは
縁結びや龍神で知られる
泉神社にも立ち寄りました。
ここは私の氏神である、品川神社と同じ主祭神「天速玉姫命(アメノハヤタマヒメノミコト)」が祀られていることもあり、どこか親しみを感じます。 ※品川神社は天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)で同一神です。
午後になると、しとしとと雨。
風が冷たくてどうしようかと思ったのですが
行ってよかったです。

森の中に湧き出る名水の泉は、驚くほどの透明度。
そこに雨が落ち、静かに広がる波紋。
ただそれを眺めているだけで、時間がゆるんでいくようでした。

清らかな水があるということは、龍神と縁が深い。
女神を祀っているところはやはり気が柔らかく澄んでいます。

龍泉木。御神木が倒れた際に、龍に見えることからここに祀られています。
また、埼玉県の三峯神社から分霊されて
参道に三峯神社もありました。
風も雨も強くなりだしたので
神社前のカフェに避難して、
キューブ型のチーズケーキとコーヒーでひと息。
ほっとする甘さが、体にじんわり染み渡りました。
ーー「君の名は」との思わぬつながり、そしてこれから
そういえば後から知ったのですが、
アニメ映画「君の名は」で描かれるヒロイン三葉の実家である神社は、大甕神社がモデルのひとつなのだそうです(主祭神が同じらしい)。
アニメ本編では描かれていないものの、
スピンオフ小説にその設定があるのだとか。
昨年の諏訪の旅といい、
どうやら「君の名は」にゆかりの場所へ
知らないうちにたどり着いたみたいです。
なんでしょうね、見えない糸に導かれるような、不思議な巡り合わせ。
(あの映画のめっちゃファンな訳ではありません。映画館でたまたま観たことしかなくて)
また、甕星香々背男命(みかぼしかがせおのみこと)の名前の中に『香』という字が二つも入っているんですよね。
香作りをしている身としては、
色んな意味で親しみを感じました。
そして今回、
大甕神社と泉神社で受け取った感覚やインスピレーションは、ただの体験で終わらせるのではなく。
次に生まれるものへと、そっと繋げていきたい。
いま構想している『除障香』の新しいブレンドに、
今回の旅で受け取ったインスピレーションを
織り込んでみようと思っています。
星のパワーと織物の女神の鎮めのエネルギー。
そして、雨の泉に広がった清らかなる
透明な波紋。
どんな香りになるのかは、まだわかりません。
けれどきっと、今回の旅の続きを語るような一品になる予感がしています。
楽しみにしてていただけると幸いです。
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