苔が好き・・・
でも
苔寺のように苔だらけで
緑が一面というのがすきなのではなくて
苔の上の小さな世界が好き
そして、こういう世界がある環境が好きというか
そういうのも「苔ガール」というのでしょうか(笑)
日頃、空ばかり見ていると
空の景色も好きだけど
大地に生きている苔たちが
その小さな世界がとっても愛おしい
ほら、こういうのね。
さりとて、苔を育てたいわけでもなくて
苔玉つくりとか
苔テラリウムつくりとか
そういうことをするわけでもなくて
大自然の中にある小さな苔の世界と
その環境味わうのが好き
最高の贅沢
あぁ・・・一眼レフをなぜ持っていかなかったのだろうと後悔したなぁ・・・北鎌倉散歩。。。
これは、先日行った北鎌倉の
「たからの窯」のたからの庭にて
干支を象った焼き物の中に苔がいっぱい
こういうのを苔テラリウムというのかな?
かわいいなぁ。
そしてこれこれ
切り株にびっしり生えた苔の上で
キノコがいっぱい。
苔もいろんな種類が生えてて
それだけで世界が広がってる!
小人が出てきそうな
こういうのを見ているのが最高なわけで
これなんて超ツボな景色
おそらく晩秋には手前の紅葉が赤くなって
それはそれでとても風流なのでしょうね
でも初秋のまだ緑が生き生きとしたシーズンの苔は
とてもみずみずしくて
いろんな植物がひしめき合っているのがよかったり
特に、鎌倉のような歴史の古いところは
そこここにいちいち「侘び寂び」があって
心くすぐられるわけですよ・・・
ほらね、こういうの
かつてはただの石橋だったところも
時代とともに朽ちてきて
そこに人が往来しなければ苔もびっしり
こういう歴史の積み重ねで自然と創られていった芸術
歳のせいかな(笑)
全身に染み入るような静かな感動
山門の屋根だって、かつては苔なんかなかったのが
時代とともに自然に創られていった苔の世界
大きなキンモクセイの木の下の苔と草
ぼこぼこと盛り上がったりしている感じもたまりません
古いお寺の古い木には
ウメノキゴケがびっしり
排気ガスに弱いから
大気が綺麗なところでないとウメノキゴケって生えないの!
空気が綺麗な証拠だわ
さすが北鎌倉
ウメノキゴケのついている枝は
華道でも侘び寂びの演出に欠かせない
いい苔は空気の綺麗なところに生える
だからしぜんと呼吸が深くなる
いっぱい酸素吸って
北鎌倉散歩を楽しんだ初秋
長雨が途切れてよく晴れた1日でした