光を輝かせるのは即ち闇であり、善を善とするには悪が必要です。
この世界は二元性で成り立っていて、魂はこの二元性を経験する為にこの次元に物質として誕生し、
また、二元性を経験する為に一方で二元性でないことの経験を学ぶことも必要になります。
ポジティヴとネガティヴに分けて、ポジティブを選択するという行為は、ネガティヴに蓋をしてしまう事ではありません。
ネガティヴに蓋をすれば、その隙間からネガティヴは逃げ出して、結局それと対峙する事になるでしょう。
物事はポジティヴ、ネガティヴに分けられるものではなく、
全てがその両方であって、どちらでもない・・・ただの出来事。
魂にとってはどちらでもいいんです
ただ、その出来事を経験しているその人の「受け止め方」、
「何を信じているのか? 」でどうにでも変わります。
実際の所、私達はこのような事柄を前にして、「何を選択するか?」 という選択の行為が重要となっているのではなく、
自分がなろうとする自分でいるために、「魂の学びに必要な経験は何であるか?」という事によって選んでいます。
よって、時にはポジティヴもネガティヴも、共に選択しないでただ「在る」というスタンスになることもあります。
また、その人の必要となる経験のための選択にあって、その人にとってのポジティヴもネガティヴも常に変化します。