昨日のチャクラ講座は第1チャクラ編で、熱く語った内容は「緊張」や「恐れ」について。
それらをゆるめること。
それは自分をひらくことにも通じます。

「自分をひらく」ってなかなか難しい人も多いと思います。
ある意味、防御しなくなるということだから、怖いかもしれない。

エナジーワーク・アロマセラピー講座やサトルボディ・アロマセラピー講座・・・その他エネルギーワークやクリスタルの講座でも度々口にしてきた『ノーガードプロテクション』。
つまるところ防御しないのがもっとも強い防御になるという事で説明しています。

人間だもの、怖い事もあるし、感情の起伏も体調の変化もあるわけで、
一事が万事「怖い事はございません」なんてことはないのだけれど。

閉じてる方が楽ならそれでいいと思います。
開いていると辛い事もある。 なんでも開けばいいってもんでもないし。
だけど、少しずつでも開いていった方が、最終的には楽なんだと思います。

エネルギーの知覚が上がれば、良いエネルギーと同じだけで悪いものも知覚するのと同じで、
開いていると、つまりぶっちゃけになってしまうと、開けっぴろげなコミュニケーションが出来る一方で、
逆に去っていってしまったり、腹を立てられたりもする。

それが怖いから、嫌われるのとか去ってしまわれるのが怖いから、取り繕いの自分を演じてしまう。
すると、身体のあちこちが緊張してしまうのだけど、オーラもチャクラも緊張してしまう。

だから開く。 開くということは緩める事。

血管も、神経も、筋肉も、エネルギーも、緩めることで流れが良くなるし。
多少の柔軟性を持たせるためにも、緩み切った状態にせず、適度な緊張は必要です。
でもそれは「適度」であって、「ずっと」じゃなくていいわけで。



チャクラのバランスが崩れると、心も身体も恐れや緊張が生まれやすくなります。
逆に恐れや緊張(それらが何に起因するかでどのチャクラに影響がでるかはまちまち)でチャクラのバランスが崩れます。

第1チャクラの恐れは生存に関わる。つまり、孤独を恐れ、周囲をコントロールできない事を恐れる。
その一方で、自分の足で自分として立って前進していく種が植えられています。
この種は少しずつ人生経験、人間成長で芽が出て伸びていきます。


最初は親に依存しなければ生きていけない未熟な状態で生まれて来るから、第1チャクラは恐れがいっぱいで、
それによって「生きる」ことの本能を強めているけれど、それはやがて多くの人生経験を通して、恐れをぬぐい去り、
自立して生きるというテーマも持っているんですね。

そして、この世の中そんなに怖い所じゃないよねと、孤独なんて無いんだねと、
最終的には恐れをぬぐい去って第1チャクラは第7チャクラと融合し、旅立っていく。
そんな感じがします。


私は無意識の中に恐れと緊張がいっぱいいっぱい詰まってて、だからどんなに身体の表面を緩めても、
どんなに力を抜くと意識しても、芯の緊張はほぐれなかった・・・昨日の第1チャクラの講座ではこんな話をしました。

講座で話す内容はけっこう自分の経験談とか、思ってる事のぶっちゃけも度々出てきます。

じゃぁ今の自分はひらけているか?

そりゃ人間ですから、何でもかんでもひらけているかといったら分かりません。
今の自分がまだまだ気づけていないレベルでひらけていない事っていっぱいあると思うし、
それはこれからの人生の中で気づけるかもしれないし、
気づかされる事もあるだろうし、
気づけないままで終わるものもあるかもしれないし。

でもね。
聖書に出て来る話。1ミリにも満たないようなカラシダネの種は、5メートルを超える植物に成長するように。
※トップの画像はどこかの教会で育てられているカラシダネの木。太くは無いがとても高く成長します。

私達もとてつもなく成長をするんです。人間の場合は、その成長が身体だけじゃなくて。

電子顕微鏡でしか見られないようなちっぽけな卵から始まって、人の身体になっていって、
やがて卵に刻まれたDNAと共に霊的DNAの種(魂)がやってきて融合します。
その種は天からやってきて第1チャクラに植えられるんでするんですよ。

そしてぐんぐんと枝葉を伸ばして成長していきます。
萎縮していたら、緊張していたら、ひらいていなかったら、枝葉を伸ばして成長していくのは難しい。

でもマスタードみたいなカラシダネのちいさなちいさな種の中に5メートルを超える植物へ成長するためのDNAがあるように、
私達の種の中にはとてつもなく大きく成長するためのプログラムがちゃんと刻まれているんです。

だから、緩めていきましょう。 ひらいていきましょう。
今自分が出来る限りでいいから。