今日から横須賀聖ヨゼフ病院で研修スタート。 これで７回目の研修。
聖ヨゼフ病院では３回目になります。
去年の今頃もここで研修してて、大雪が降りました。うーん今回も降りそうなほど寒い！！
さて、今回の研修は私にとっては今までの総括的な研修になっています。
最後の科目８受けないといけないので、それは来年になってしまうのですが、
哲学神学講座をあと６０時間と、山ほどの提出物をこなしていかなければなりませんので
なんだかんだで３年は確実にかかる見通し。今２年目。
パストラルケアで難しい事はいっぱいあります。
そこで今日出た話の１つを紹介すると・・・・・
私達は人生の経験を土台にして人と接します。心理カウンセラーならカウンセリング理論に基づきつつも、やっぱり自分の経験を土台にする事が多いと思います。
一方、パストラルケアやスピリチュアルケア（厳密に分けられないので同じと見なしてかまいません）は自分が経験していない事を経験している方を相手にする可能性が非常に高いのが特長です。
末期がんを初めとする死の床にある方を相手にする場合、どうあっても自分には経験したことのない事を経験されている方がお相手になっているわけです。
もちろん、ケアする対象は病院スタッフや患者様のご家族だったり、身近な方を無くされた遺族の方であったり、退院の見込みのある患者様だったりもしますし、服役中の受刑者さんとかそのご家族、あるいは加害者の家族・被害者の家族のケアに携わられている方もいらっしゃいます。
アメリカを例にすれば、警察署や消防署にもチャプレンというパストラルケアワーカーがいます。
いのちに関わる現場にはたいがいいます。日本にはまだまだまだまだこれからといったところ。
しかしながら、現状私達が研修する現場は病院なので、お相手はほとんど患者様です。
皆さん年長者ですし、私の知らない経験をいっぱいされて来ている。
だから、お相手して下さる患者様は先生でもあるのです。
分かったつもりで聴いていたら、傾聴どころかケアにもなりません。
そもそも、皆違う人生を歩んで来ているのですから、女だから分かるとか、男だから分かるとか、似た様な経験をしているから分かるとか・・・口で言っても実際はどこまで分かるのか微妙です。
私達はお互いが分かり合えない存在だからこそ、分かり合おうとします。
その為に５感をフルに使って全身全霊で向かい合います。
それがたとえ、物言わぬ方や傾眠状態の患者様であっても。
眼球の動き、呼吸や体温、指先足先の動きこういったことから、自分というフィルターをいかに通さずにありのままの相手を受け止めるか。
ふむふむ難しい。
スピリチュアルケアは頭で考えてやる事ではないんですね。
知的にならない事が大切です。
知識に偏ると、目に見える物だけで計ろうとしてしまう。 ジャッジしようとしてしまう。
それではケアにならんのです。
DoingではなくBeing。 何かをするのではなく、存在そのもの、居るということが大切です。
量ではなく、質の問題です。 それも、自分の価値観を脇に置いた状態で。
言うのは簡単。行うは難し。
カリキュラムを終えたからといって、組織の基準を満たしただけで、ケア自体は完全にはならないし完全の基準は無い。
スピリチュアルケアはまさに禅修行のようです。
★3月のご予約受付中 2月は満員となりました
３月２５日（木）ワンデイワークショップ『ドリームキャッチャーつくり』 （受講者募集中）
アロマセラピーの基礎講座が復活！ 詳しくはこちら→アロマセラピー・ベーシック講座
聖ヨゼフ病院では３回目になります。
去年の今頃もここで研修してて、大雪が降りました。うーん今回も降りそうなほど寒い！！
さて、今回の研修は私にとっては今までの総括的な研修になっています。
最後の科目８受けないといけないので、それは来年になってしまうのですが、
哲学神学講座をあと６０時間と、山ほどの提出物をこなしていかなければなりませんので
なんだかんだで３年は確実にかかる見通し。今２年目。
パストラルケアで難しい事はいっぱいあります。
そこで今日出た話の１つを紹介すると・・・・・
私達は人生の経験を土台にして人と接します。心理カウンセラーならカウンセリング理論に基づきつつも、やっぱり自分の経験を土台にする事が多いと思います。
一方、パストラルケアやスピリチュアルケア（厳密に分けられないので同じと見なしてかまいません）は自分が経験していない事を経験している方を相手にする可能性が非常に高いのが特長です。
末期がんを初めとする死の床にある方を相手にする場合、どうあっても自分には経験したことのない事を経験されている方がお相手になっているわけです。
もちろん、ケアする対象は病院スタッフや患者様のご家族だったり、身近な方を無くされた遺族の方であったり、退院の見込みのある患者様だったりもしますし、服役中の受刑者さんとかそのご家族、あるいは加害者の家族・被害者の家族のケアに携わられている方もいらっしゃいます。
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しかしながら、現状私達が研修する現場は病院なので、お相手はほとんど患者様です。
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だから、お相手して下さる患者様は先生でもあるのです。
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誕生日、誕生時間が分かる方はぜひこのセッションを♪ 一生に一度の貴重なセッションになりますよ！！
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