前回お伝えしたやり方で写真を撮るとどのように異物が写って見えるかというと、以下の写真のようになります。
小さな写真では解りづらいので、クリックして大きな写真を確認してください。
矢印箇所に異物が写っています。
そこで、実際のイメージセンサー上の位置は、どうなるかと言うと、
イメージセンサー上に結像される画像は180°回転した画像になります。
さらに、上の写真はイメージセンサーの裏から見た状態にですので、
イメージセンサーの表面から見ると左右反転されますので以下のようになります。
この写真を見れば解りますように、単順に上下反転すればいいです。
と言う事で、写真に写りこんだ異物はイメージセンサーのおおよそ以下の位置にあると思われます。
異物の位置が明確になることで、ピンポイントでクリーニングができますので、効率よくまた、逆にきれいな箇所に異物を付着させてしまうリスクも抑える事ができます。
カメラによっては、「ダストアラート」という機能を備えている機種もあり、その機能を使えは、今回のような作業を行はなくても、カメラのモニター上に「センサーのここにゴミがありますよ」って絵で表示してくれる便利な機能もあります。
ダストアラート機能がない機種の場合は、今回の方法を試してみてください。