クレーターもくっきり写ってますよ!
撮影データ
カメラ:EOS 7D
レンズ:SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM Canon用
焦点距離:500mm(画角を1/2にトリミング)
絞り :F7.1
露出時間:1/400
ISO感度:400
マニュアル露出
私は良く望遠レンズの試写に、月を撮影するのですが、単に天体写真が好きと言うだけでなく、解像度の確認と言う意味では、地球上のどこでも共通で確認できるので、海外にもレンズ販売している私にとっては、海外の人にもレンズの性能を伝えやすいかなと思って撮っています。
※厳密に言えば気流や透明度などの問題もありますが・・・
そこで私は、いろんな望遠レンズで月を試写していますが、シグマのこのレンズはコストパフォーマンスかなりいいと思います!
なんといっても解像度がかなり良いです。
収差の補正も良好です。
さすがにメーカー純正の1本80万円とかするレンズにはかないませんが、それに迫る画質です。
値段の事を考えたら、かなりいい線行ってると思います!!
さらに手振れ補正も搭載し、500mmの超望遠ながら、コンパクトなボディで手持ち撮影も焦点距離の割りに苦になりません。
初めての超望遠レンズ検討中の方にお勧めのレンズです。
ちなみに、天体写真はAE(自動露出は)ほとんどの場合、あてになりませんので、マニュアル露出(絞り、シャッター速度、ISO感度の設定を自分で行ないます)で撮影を行うのが基本です。
なお、ピント合せは、月の場合は比較的天体としては、見掛けの大きさが大きく、明るいですので、AFでも何とかピントが合いますが、他の天体はほとんどの場合AFでの撮影は不可能です。
野鳥や航空写真、天体写真で、超望遠レンズを検討中の方は、候補の一つにに入れて見られたらよいかと思います。