自分が中学3年のときにハレー彗星がやってきました。
受験勉強もそこそこに、天体望遠鏡を夜な夜な担ぎ出して、ハレー彗星を観望していましたが、どうしても写真が撮りたくなり、その時クラス担任だった先生から一眼レフカメラを借りて写真を独学で撮ってみました。
その時借りたカメラは何だったかすっかり忘れてしまいましたが(^_^;
実家にその時の写真はおいているので今回紹介できませんが、ピントがボケボケだったり、ガイドが甘く星が流れて写っていたりと人様に見せれるような代物では無かったですね。
その頃は、デジカメなんかないので、初心者では仕方ないかなと思います。
今では、デジカメですので直ぐに成功/失敗が確認できるので、修正が直ぐにできてかなり初心者でも見栄えのする写真ができるようになったと思います。
さて、一応受験生でしたので受験勉強もやっていました。
同級生のほとんどが、滑り止めとか予行練習とか言って、本命の高校とは違う私立高校を受験する中、私は行く気もない高校を受験するのは受験費の無駄と思って受験しませんでした。
結局本命に難なく通ったので、本当に受けなくて良かったです。
そうしたら、うちの父親が先生にカメラまで借りてきて写真を撮っている自分に見かねたのか、「私立高校の受験費用が浮いた分でカメラを買ってやる」といってくれました。
で、その時買ってもらったカメラが以下です。
←初めてのマイカメラです。
Minolta SR-7 + AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
この写真は、買ってもらった現物の写真です。
もう、嬉しくて嬉しくたまらなかったですね。
近所の質屋で中古品を買ってもらいましたが、天体写真を撮るには全く問題なかったです。
問題ないどころか、最適だったですね。
完全メカニカルシャッターで、電池を気にすることなく長時間露出でき、冬場の撮影の低温で電池の電圧が下がってシャッターが切れなくなるというトラブルも皆無でした。
レンズはレンズで、たまたまセットで付いていたレンズでしたが、F1.4ととても明るくこれまた天体写真には最適なレンズでした。
このカメラは、その後10年ほど使い続けました。
そして、父親に買ってもらった物では、これ以上嬉しかったものはなかったので、今でも手放せなく手元にあります。
今日久しぶりリ出してみたら、シャッターは調子よく切れましたが、絞りが粘ってまったく動かないばかりか、ヘリコイドも固くなって無限まで回らなくなってました(^_^;