光の道を旅する人へ



光の人生探求家、konoです。


肩書?というか、自身を表すために

「光の人生探求家」と

名乗っていますが、


これは、暗闇の中にいても、

自分の中に光があること、

光のあるところ影があり、

太陽に照らされた昼の時間と、

月や星の光が淡く輝く夜の時間の
どちらの時間も大切で、

愛すべきものであり、

その両方を超えたところに真理がある。

人生の旅人として、

暗い夜道を歩くこともあれば、

カンカン照りの道を歩くこともあるけれど、

常に、自分の中には真理という光がある、


それを常に探求し続けたい、

それをいつも心の中に留めおきたい

という想いでつけました。

 

なので、ブログを書くときは、

「私たちみんなが持っている光が

いつもキラキラと輝いている」

「みんなで一緒に光の道を歩いている」

ところをイメージしています。


 




前置きが長くなってしまいましたが、
この土日に、非常にを心揺さぶられる

出来事がありました。




我が家には今年14歳になる犬がいます。
保護犬として引き取って我が家に来て13年、

犬を飼いたい、と思っていたものの、

共働きでほとんど家にいない状態で

犬を育てるのは無理だと思い、

飼うのはあきらめていたのですが、

 

ひょんなことから、保健所行きになる

犬を引き取ることになり、それから13年間、

我が家の一員として一緒に生活しています。


留守の間はケージにおとなしく入って

待っていてくれています。

夫に喘息やアレルギーがあるので、

半分外飼いのような状態ですが、

文句も言わずに、いつも楽しそうに

庭を走り回っています。



その犬が、土曜日の早朝、

突然、様子がおかしくなりました。


足がよろけて歩けなくなり、

首が傾いたまま、目には眼振があり、

何度も吐いて苦しそうな様子に、

どうしていいかわからず、

突然のことに、身体が固まってしまい、

動けなくなってしまいました。


体重が25kgほどある、歩くことも

ままならない犬をどうやって病院に

連れていけばいいのか、

動物も救急車が使えたらいいのに…、


いろんな思いが頭の中をぐるぐると

駆け巡りますが、犬に何かあったら…と

思うと涙が出るばかりで、冷静な判断が

できません。

 

夜が明けるのを待って、懇意にしている

ペットシッターさんに相談し、

友達の力も借りて何とか病院に連れていき、

血液検査を受け、注射を3本ほど打たれ、

薬をもらい、今は様子見の状態です。



病院から戻ってきて1人になった時、


自分には、今まで、もっとやれたことが

あったんじゃないか、


昼間、一人で留守番させっぱなしで、

買主失格なんじゃないか、


いつも元気でいてくれることに

甘えてなかったか…。



ただただ後悔ばかりがこみ上げてきて、

申し訳なさに泣きました。




しばらくして、気付いたのは、

私が、あれこれ後悔したのは、

私の中に“覚悟”が足りていなかったから。



「家族として飼う」という覚悟があれば、

突然のことにも、もう少し冷静に対応

できたんじゃないかな、と思うのです。



犬を引き取る、と決めたときに、

私の中では「家族にする」という“覚悟”が

ちゃんとできていなかった、

どこかで「預かっている」という気持ちが

あったんだと思います。


今回の出来事で、

13年もかかってしまったけれど、


ようやく「家族」になる覚悟をもてた、

愛犬に、家族だって思ってもらえる

チャンスをもらったんだ、と思いました。



後悔してても始まらないし、

犬が良くなるわけではない。


だったら、今の自分のやれることを

全部やろう。
最後の日まで、犬が幸せな気持ちで

いられるようにできる限りのことをやろう。

そう思いなおして、週末を過ごしました。




今回のことで、決める、決断する、

だけで終わらせずに、

"覚悟を持つ”

"決めたなら迷わない”

ということを、

愛犬が、命をかけて教えてくれたのかも

しれない、そう思ったのでした。




ありがとう、シーちゃん。

早くよくなりますように!








“光の人生探求”はまだまだ続きますが、

まずは、覚悟をもって、探求の道を歩いて

行きたいと思います。



長くなりました。

お付き合いくださり、

ありがとうございます。

 


たくさんの愛をこめて。