光の道を旅する人へ

 

 

なんとなく仕事に行きたくない朝、

会社に着いたらどの珈琲をどんな風に

飲むか、を考えると、少し前向きになれる、

konoです。

 

今日のブログは、気づきの話になります。

少し重めなテイストではありますが、

必要な誰かに届けばいいな、

と思っています。

 

一昨日、会社の人権研修があり、

あるジャーナリストの方を招いた講演が

ありました。

その方の取材対象は社会的にマイノリティ

と呼ばれる人々が中心で、講演では

ヘイトスピーチ、民族差別についての

取材現場の話をされ、

 

途中、ある団体のヘイトスピーチ(デモ)の

映像を5分ほど見たのですが…、


言葉にするのもおぞましい罵詈雑言、

誹謗中傷の数々をを叫ぶ人々を見て、

あまりの下劣さと醜悪さに、非常に不愉快で

腹立たしい気持ちになると同時に、

心が締め付けられ、痛くなりました。

 

この後、私に言われたことではないと

わかっていても、非常に心が重くなり、

泣きたくなりました。

同時に、心がざわついて、なかなか、

そのザワザワはおさまりませんでした。

 

この「ザワザワ」はなんだろう?

 

私にとっては衝撃的で不愉快な経験でしたが

それが、私の心、感情を揺さぶり、


私の中にあった辛い体験、

その時感じた恐怖、受けた傷が、

「ザワザワ」になって、心の表面に

浮かび上がってきた、

という事なんだと思います。


 

私にはまだこんな傷が残っていたんだ


忘れていたと思っていたのに


まだ心の奥底に残っていたんだね


とっても怖くて辛かったんだね

 


それを認めて、自分をぎゅっと抱きしめて

あげること、

その時の私に寄り添って、「大丈夫だよ」

「私が一緒にいるから安心だよ」と

何度もささやいてあげること、

 

そうやって、傷ついた自分(だいたいは

子どもの自分が多い)を癒してあげることで

「ザワザワ」が自分にとって大切な何か

(愛、チカラ、エネルギー、光…)に

変わっていく、


だからこそ、心がザワザワしたときは、

それが自分にとってのギフトになる、

そういうとても大事な機会をもらった、

そう思えたらいいな、と思うのです。


「過去は変えられないけれど、
過去の意味付けは変えられる。」


これは、私のココロの学びの師匠である、

山田眞佑里さんがいつもおっしゃっている

言葉です。


何かの出来事がきっかけで心傷つき、

いつのまにか本音を隠して、

心を閉ざしてしまった自分の

本当の声を聴いてあげることで、


起きてしまったことは変えられなくても、

その時に自分が下したネガティブな

意味付けは、別のものに変えられる。


私は眞佑里さんから、

自分の本当の声を聴くこと、

自分の本音を愛を持って表していくこと

を教わって、体感することで、

心の傷をチカラに変えることができる

ようになりました。


朝起きたときはどんよりした気分でしたが

真っ青な空を見上げながら、

私の中の、小さい子どもの私と会話して、

たくさん泣いて、

電車の中で好きな音楽を聴いて、

ボーッと外を眺めていたら、少しずつ

元気になりました。



古傷だらけだけど、それを生きるチカラに
変えられたら、もっとしなやかに
軽やかに生きられる。

これからも、そうやって自分と寄り添って
いきたい、と思います。


今日のブログは長くなってしまいました。

ここまで読んでくださってありがとう

ございました。


ココロのコト、また書きたいと思います。

(もっと短くまとめるようにしまーす)