四十九日のレシピ/伊吹有喜

¥1,470
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☆☆☆☆☆

かなり前に買った本、途中で放棄していた。

今日は眠れなかったので、続きを読んでみた。

感想は、

・とても良い本
・心が温まる
・家族について考える
・おいしい肉まんとコロッケパンが食べたくなる
・子供ができない女性のことを考える
・妻に先立たれた男性のことについて考える
・伴侶を選ぶ際、大切なことを考える


といったことが混然と渦巻くといった感じ。

こういう本が、心にすとんと落ちてきた自分は、きっと何処かが病んでいるのだろう。
レシピという言葉の意味に、処方箋という言葉があるとこの本に書いてあるが、読了後、少し癒された気がする。

この作家さんは、「風待ちの人」と本作しか著作は無いようであるが、人の心を温めることにたけているようだ。これからも応援していきたい。