★幸せになりたいと思っている段階では幸せになれない
幸せになりたいと思うことそのものは、変っていくためのきっかけとしては大切なことです。
ただここで気をつけておかなければならないのは、「幸せになりたい」と思っていることは、あくまで現在の自身の描いている思想や感情でしかないということです。
言い方を変えれば、「幸せになりたい」という思いは、「今自分は幸せではない」という隠れた心理状態にあるということです。
そのため「幸せではない状態」で幸せを求めようとしても、自己のイメージを具現化するに過ぎない為、いつまで経っても幸せになりたいという状態、幸せではない状態を具現化し続けることに留まってしまいます。
そうした中で、どうやって幸せの方向にベクトルを転換していくかというと、ひとつは「現在進行形」や「現在完了形」のコトバに置き換えてみることです。
例えば「私はますます幸せになっていく」や「私はとても幸せだ」といった具合です。
そもそも論になってしまいますが、「幸せ」って非常に曖昧なコトバです。
第一段階として意外とできていないのが、「どんな状態が自分にとって幸せな状態か」という、「自分にとって幸せな状態」が分かっていないことです。
明確な基準が無いままに、ただ「幸せ」というコトバだけを求めてしまっても、目的地が無ければ適切な道が見出せません。
どんな時に幸せと感じるか、この純粋な感覚をないがしろにしていてはいつまでも無いものを追いかけ続けて、疲れて、果てには失望することもあるかもしれません。
ひとつのポイントとして、「幸せ」「楽しい」と思った瞬間はできれば記録に残しておくことです。
そして併せてそのときの高揚した感情を忘れないことも大切です。
そして、無いものに焦点を合わせるのではなく、自身が既に持っているものに意識を向けていくことが、豊かさを拡大していく秘訣になるかと思います。
足りないものばかりに目を向けていると、虚無感が増して余計に貧しさを感じることもあるでしょうから。
それぞれに幸せと感じるポイントは異なります。
他人が決めた「幸せ」なんてコトバに惑わされないで、感じたことをそのままに、自分の幸せについて今一度向き合ってみてはいかがでしょうか。