こんにちは。
カウンセリングルーム シリウス
心身トータルカウンセラーの吉川淳子です。
潮の満ち引きなのか、
バイオリズムか何かの具合か、
面談が急に増えるタイミングが時々あります。
感謝です。
ただ、キャパが小さいので必死です。(笑)
☆
多くの方々とお会いして経験しているのは、
本当の自分と
毎日演じている自分にギャップがあると、
こころの不調を来すようです。
もちろんご本人は演じているつもりはありません。
ずっとそうしてきたからそれが「本当の自分」と思っているのです。
でも長年演じているとこころやからだが訴え始めるのです。
「今のあなたは本当のあなたですか?無理して演じていませんか?」と
例えば、
急に蕁麻疹が身体中に出てしまった。
(ひどい時には帯状疱疹)
「きっときのうの○○があたったかな?ちょっと疲れてるし…」
大丈夫だと自分に言い聞かせ前進。
最近わけもなく涙が止まらないことがある。
疲れているかな?
ストレス解消していないし・・・と放置。
仕事が忙しいと
吐くようになってしまった。
でも忙しいから仕事、仕事。
眠りが浅くて夢ばっかり見るようになったけど、
気にしない、気にしない。
このちょっとした心身の症状を放っておくと、
こころの症状が少しづつ重くなっていきます。
☆☆
ほとんどの場合、
「良い子」を演じようとしていることが多いです。
他にも「完璧な子」や「できる子」「強い子」を
ずっと演じてきて
最近の疲れが出たわけではなく、
長年の疲れが出たのです。
だから
長年の疲れはじっくりと癒してあげないと
すぐには回復しないのです。
実際に
○年前にも同じようなことがあった
とおっしゃる方が多いのです。
その時は何とかなってしまったようですが、
私は、
「そろそろちゃんとメンテナンスしておきましょうね。」
とお伝えします。
☆☆☆
そもそも
なぜ演じることになったのか・・・
あえて‘子’と書いたのですが、
幼少期は、
自分が生きるための適応力が抜群です。
ですから
周囲の環境によって
「こう演じた方が生きられる。」
と
自然に感じ取り、演じ始めるのです。
置かれている環境が変化しても
自分がその環境で生き延びるために。
その変化にちゃんと適応しようとするのです。
こうして演じ始めたら
そのまま生きていくのも当たり前のことなのです。
でも皆さんの中には
「本当の自分がいます。」
だんだん「演じている自分」では、
不満になるのは当然ですよね。
自分として生きるために生まれてきたのですから。
蕁麻疹、涙、嘔吐、浅眠(=夢)は、
本当の自分が、
「ねえそろそろ気づいてよ。」
とサインを出しているのです。
仕事がうまくいかなかったり
人間関係でトラブルがあったり、
子供が反抗期で悩んだり、
というのは
あくまでも
最近起きた出来事であり
きっかけであって、
こころの不調は、
あなた自身の中で
「本当の自分を取り戻すタイミング。」
を訴えているように感じています。
一時的には
とても辛くて耐え難い場合もありますが、
本当の自分でいられるようになると
本当の幸福を得ることができます。
笑顔で毎日いられるようになります。
少しでも
そのお手伝いができるよう
日々面談をさせていただいております。
皆さんの人生の
一場面に関われることに感謝しつつ。
昨日仕事の合間に、氷雨降る中
湯島天神に行ってまいりました。
梅はまだまだでした。