こんにちは。

カウンセリングルームシリウス

心身トータルカウンセラーの吉川淳子です。


相談に来られる方とお話ししていると

比べられて嫌だった記憶が、

深く心に残っている方が時々いらっしゃいます。


職場の同期で

性別が一緒だったりすると

すごく仲が良くなることもあるのですが、


年月とともに

異動や昇進の際に

どうしても比べてしまうこともあります。


本人が気にしているだけならまだいいのですが、


上司や先輩に

「○○さんも本社でがんばっているからお前もがんばれ!」

みたいなことを言われたら最悪です。


やっぱり気分が悪いですよね。


☆☆

学校の同級生


友達のA子ちゃんが、

工作で◇◇賞取った。


B男くんは

超進学校に見事合格した。


学校の先生が

A子ちゃんやB男くんをほめてあげることも大切ですが、

その他多数の気持ちはどうなんでしょう?


親が、

「A子ちゃんは何でもできてすごいわね。」

「B男くんは頭が良くていいな。」


「自分はダメなんだ。」と

思わされてしまいます。


ちょっとだけ言われた本人をかばうなら、

(あなた=親 は昔どうだったんですか?と問いたい。)


☆☆☆

そして

一番多いのは

兄弟姉妹の間での比較が嫌だった記憶。


どんなにがんばっても

兄には勝てなかった。


妹は可愛がられたのに

私は母に嫌われていた。


姉は何でもできて優等生だったけど

私はできないから

先生が口癖のように

「お姉さんを見習えと言った。」


弟が何をやっても叱られなかったのに

親父は自分にはいつも厳しかった。


などなど。


比べられて

自分が劣性だった体験が、

その後自己イメージに定着し

「自分に自信が持てない。」

につながっているように思います。


親の言い分は、

「自分(たち)はちゃんと公平に育てた。」でしょうが、

本人が比べられていたと感じているのだから

仕方がないのです。


♡♡♡♡

もう比べなくていいんですよ。

あなたはあなたでしかなく

そのままで価値があります。


できないこと

自信がないことを

隠そうと

無理をしなくていいんです。


隠そうとすると

本当のあなたがわからなくなってしまいます。


だって

比べている基準は、

学校の勉強だったり(世の中これが多すぎるむかっ

絵や工作の能力だったり

足の速さだったり、

ごく限定されたものではないですか?


明確な数字で見えないもので

あなたができていることが

きっとあるはず・・・


自分自身の

得意なこと

できていることに

目を向けてみてください。


親や先生が認めてくれなくてもいいんです!


自分自身が認めてくださいね。


私の得意なことは、

あなたのできていることを見つけ出すことです。

(すっごい自信・・・でも本当なんです!)


ただ

自分のこどもを

比べずにいられるかというと

そちらは自信ありません・・・

できる限り努力しています。(笑)