こんにちは。

カウンセリングルームシリウス

心身トータルカウンセラーの吉川淳子です。


誰もが

誰かに認められたいという欲求を持っています。


承認欲求といいます。


こどもの頃は素直に

親にほめられたい一心でいろんなことを頑張ります。


皆さんもそうだったのではないでしょうか?


初めて歩いた時、

コップで上手に飲めた時、

スプーンで食べ物を口に入れられた時。


ほとんどの親が、

「上手にできた~!!」って

満面の笑みでほめますよね。


運動会で一等賞になった時、

絵や習字で○○賞をもらった時、

学年順位が上がった時。


抱きしめてあげたり、

頭を撫でてあげたり・・・


身近な大人から認められると

「がんばってよかった~。これでいいんだ~。」

という

自己肯定感が生まれます。


ただし

ほめるや認めるを何気なく上手くできる親と

そうでない親がいます。


後者は、自分がそうされてこなかったから

というのが主な理由でしょう。


そして現在の親の年代に

そうされてこなかった人が多いと感じます。


時代背景もあるとは思いますが、


もっとがんばれ、もっとがんばれ!

弱音を吐くな!


いくらがんばってもゴールが見えないのです。

どれだけがんばればいいのかわからず・・・


承認欲求が満たされないから

自己肯定感が生まれないまま

大人になった時、


自分を肯定できない=自己否定

ほめられても素直に受け入れられない、

自分を責める・・・

落ち込む・・・

こころの病に・・・


うつ病や適応障害など

精神疾患が増える原因には

これも大きく絡んでいるかなと思っています。


大人になってから

さてどうするか、


毎度同じことを言いますが、

自分で自分自身を思いっきりほめてあげてください!


鏡を見ながらが効果的!グッド!(笑)

これホント!

目の前のあなたがあなた自身に言えますよ!


時々

認められたいこどもと

認められたい親のバトル(?)を目にしますよね。


仕方がないのです。

親の方も認められたいと思っているのですから・・・


そんな時

直接は言えませんが、遠くから

「大丈夫、あなたも十分がんばっていますよ!」

と声かけております。(笑)