◎ 鼻血が出たら頭を高くして冷やす


小鼻の部分を指で強くつまめば、すぐにとまります。ティッシュをつめてもかまいませんが、一度止まっても動き回るとまた出てしまうことがあるので、慎重に。


このとき鼻血の量なども観察してくださいね。鼻を打ってはれているようなら耳鼻科や形成外科、なかなか鼻血が止まらないようなら小児科の診察をうけたほうがよいでしょう。 



① 鼻血がのどに流れ込まないように頭を高くして寝かせます。

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② どちらの鼻から出血しているのか確認してから、小鼻を押し続けます。 

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③ なかなか止まらない場合、鼻の穴にティッシュを詰めて押さえ、冷たいタオルで冷やしてください。(保冷剤などで冷やしてもOK)

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④ 様子がおかしいときは受診を。冷やすことも忘れずに 

◎ 鼻のつけ根をあたためてあげる 


鼻がつまっていて苦しいときは鼻のつけ根をあたためてあげると、通りがよくなります。もし、子供が嫌がるようならお湯でしぼったハンドタオルを当てて押さえてあげると効果的です(*´∀`*)



◎ たまった鼻水のとり方 


★ズルズルの鼻水は鼻吸い器で吸い取る。

気にしてなかなか眠つけない様子なら鼻吸い器で吸い取ってしまうほうが良いでしょう。しかしやりすぎてしまうと刺激になってしまい、逆効果になってしまうので、様子をみながらおこなってください。


鼻がかめるような年齢になったら、チン!させてみて。

2才くらいになると、自分でチーンと鼻をかめてきだすので、ズルズルしているようなら、鼻をかむのを促してみましょう。でも、鼻は両方一度に力を入れてかむと鼓膜を痛めるので片方ずつかみましょう。

★固まった鼻水は綿棒で取ってあげます。

月齢の低い赤ちゃんは鼻くそなどで鼻の穴がふさがると、ミルクが飲めなくなるので、こまめに採ってあげて。

でも、あまり刺激しすぎると、粘膜を痛めます。綿棒を入れる深さは1センチ程度にして、サッとすばやく取ってあげましょう。 



◎ 鼻水のふきすぎで、鼻の下が赤くなったら 


鼻水やティッシュなどで、鼻の下が赤くなったら鼻水が出にくい睡眠中に、白色ワセリンでも塗ってあげると良いでしょう。

それと、鼻水を拭くときは、ティッシュよりも濡らしたガーゼハンカチのようなもののほうが刺激が少ないですよ。

なお、この新しい創傷治療に関しては下記のHPに詳しく載っています。治癒の仕組みや実際の治療例などなど盛りだくさんですので、興味がある方はぜひ(*´∀`*)

・新しい創傷治療  http://www.wound-treatment.jp/  (MD.夏井睦 氏)