何かを「やりたい」と
思うのは自分だし、
最初の「やりたい」がなくては
何も起こりません。
でも、
それを実際に「できる」ようにするには、
他の人の力が必要です。
ここで他力を頼るのは、
第一には自分のため。
だけど、
まわりの人が能力を発揮できるチャンスが
できるという意味では、
人のためになるといってもいいでしょう。
心底このことがわかって
他力を頼れるようになると、
まわりの人に対して感じるのは
「感謝」しかなくなります。
そしてまわりへの感謝があふれると、
もれなく自分からまわりの人たちのために
何かしたくなってきます。
大切な人を笑顔にする土台になるのは
「人って本当にありがたいな」と
感謝すること。
どんどん他力を頼り、
感謝する機会を増やすことが、
その土台づくりにつながるというわけです。
『半径3メートル以内を幸せにする』
本田晃一 著