”保護して終わりじゃない” | シラタカとねこのブログ

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暫く保護を控えていましたが、2021年6月から我が家の子達は夫に頼み、北海道北見で犬猫相談の仕事をしています。動物中心ですが、自分のことも書き込んでます。


 


猫の保護相談は、多数が自分勝手な相談ばかりで、「自分の人生に関わる就職、恋愛、人間関係は人に相談しても、自身で決断して解決してるはずなのに、何故猫の相談は自分で解決しようとしないのか?」と、いつも思ってます。

世の中は動物に対する法が整っていて、飼育放棄、捨て猫、多頭崩壊、虐待等の問題は希だというなら、動物愛護に関わる人の手が空いてることもあるかもしれませんが、毎日のように起こるこの問題に向き合ってる団体、個人のボランティアの方々は、日々奔走されてます。

そんな方々に「1匹だけなので保護してください」なんて、実態を知らない人の言葉ですね。
知ってたとしたら、もうそれは悪意でしかない。

一旦は、お近くの保健所に問い合わせても良いと思います。
「保護やTNRするにはどうしたらいいの?」という相談にはのってくれるはずですし、ボランティアさん情報もご存知と思います。
諦めないで考えてると、ヒントや解決の糸口が必ずあります。

今の世の中は、私たちが思ってるものと徐々に変化してると感じます。
自分の身は自身で守る、自分に起こった問題は相談しながら自分で解決していく流れになってきてます。
政治や刑事事件のニュースを見ても、そう思わざる得ません。

もちろん、年齢や病気、体力で、自身ひとりではどうにもできないことはありますが、「自身で解決する」とは、自分ですべて行うことではなく、「自分は何ができて、何ができないのか考えて、相談して、決めること」ではないかと思います。

昨年、小樽で猫の保護やTNRをした現場の餌やりさんから、「また猫が増えてしまい、TNRしたいので教えてほしい」と、連絡がきました。
昨年は「自分たちには何もできない、お金もかけられない」と、言ってた方です。
人は変わるんだなと、嬉しく刺激になりました。

私も今何ができるのか、常に考えていかなければと思います。