一ツ橋ではたらく社長のブログ

一ツ橋ではたらく社長のブログ

FORii,Inc. CEO & Founder | 一ツ橋グループ・小学館
フォーリー株式会社 代表取締役社長 / 起業家。
メディアプロデューサー / 映像ディレクター。
子供向け教育メディアを企画・運営。絵本・児童書・教育の新しい未来を創造します。



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仕事は与えられるものではなく、自ら勝ち取るものである。周りがあなたに何かしてくれるなどと淡い期待をしてはいけない。自分の人生を切り開けるのは自分のみだ。自分で何を背負うでもなく何ら覚悟を持つでもなく、ただただ安易に人や環境に依存してはならない。



ここ1週間ほど、メンバーの間で
「かちかちやま」の演出について
活発な議論がされていました。


通常、童謡・童話の演出に関しては
プロフェッショナルの集まりなので
現場の主体性に任せており
細かく指示することはありませんが
今回は意見を求められたので
代表としての見解を述べました。


話の論点は、
おばあさんがたぬきに殺される
シーンでの描写表現についてでした。



お話では、たぬきが
おばあさんを殺した後、
おばあさんに化け、
おばあさんの肉でつくった「たぬき汁」
をおじいさんに食べさせようとします。


この
おばあさんが殺されたという描写を
子供にどう伝えるかというところで
メンバーの議論が割れました。


議論は白熱し、
おばあさんの骨をみせたい派と
やわらかい描写をすべき派に
分かれました。


話が煮詰まったところで
私のところに意見具申がきた
という次第です。







以下、メンバーへの私の見解です。

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我々が提供する童謡や童話のなかで
子供に対して何を伝えるべきかを考えた場合に
すべてがすべて清く純粋な世界を見せるだけでは
子供は「人の痛み」がわかる人間には育っていかない
と思っています。


現実はむしろ
とても残酷で、理不尽で、弱肉強食で
貧富の差もあれば、能力の優劣、差別もあります。

それは子供の社会でも同じことです。

子供社会のなかで、
うまく立ち回らなければいじめられるし、
少年野球では能力のあるものが
当然レギュラーに選ばれるし
世の中というのは彼らの世界であっても
全然平等でも公平でもありません。


結局、不条理な世界というのは
大人に限らず子供の世界でも
生きつづけるかぎり
ずっとつきまとっていく問題なのです。


そういう場に直面したときに
逃げずに立ち向かえる人間になれるかどうか、
人に優しくできたり、差別なく接したり、
懐の深い人間になれるかどうかは


直視したくないことへの逃避からは絶対生まれないし、
そういう不条理に何度も何度も直面して、受け止めて、
そこに対する「耐性」を自ら鍛えていくことでしか
養われないのではないかと個人的には思います。



その上で、今回のかちかちやまでの
「骨を出す」「お婆さんの髪の毛を出す」という表現に
子供に感じさせる意義があるのであれば
私は出すべきだと思います。


逆に、その描写を中途半端に滑稽に描いたり、
残酷シーンをコミカルに演じさせることで
伝えたいものが伝わらないのならば
それは逆に「害」しか生まないので
出さないほうがよいでしょう。



ただ、今回の話の主題のなかで
伝えたいことの表現手法がいくつかあるのであれば
「骨」や「髪」に固執する必要はないですので
何を伝えたいのか、どう表現することが
それを伝えるうえでベストなのかを踏まえて
みなで話しあってみてください。

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上の話は、一例にすぎないのですが
ひとつひとつの話に対して真剣に議論できる
メンバーは本当に頼もしい。

彼らが本気で創作しているからこそ
しっかり子供の心に響くコンテンツを
つくれているのだと改めて感じた1日でした。







設立より時間が経ってしまいましたが
本日、FORii第1弾のアプリである


子供向け知育アプリ
「えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん」

をリリースしました。


えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん



メンバーと吟味に吟味を重ねて
UI/UXや機能はもちろん
操作性やちょっとした仕掛けにも
こだわりぬいて

ようやくリリースにこぎつけました。


親も子も楽しめるように
いろいろな機能を盛り込んだのですが



実は、リリース直前になって
大部分の機能をそぎ落とすという
大どんでん返しの判断を私がしてしまいました。


ここまでデザインや機能開発をしてくれた
メンバーには本当に頭のさがる思いでしたが


結果的に非常にシンプルでわかりやすく
子供の心をくすぐるアプリに仕上がったように思います。

えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん




童謡・童話のコンテンツに関しては
子供がみて、心から楽しめるよう
ひとつひとつの音楽、ダンスの振り付け
イラスト、コンテ演出、アニメーション、音効に至るまで
メンバー全員の本気の本気を詰め込んだつもりです。



ご参加頂いた
ミュージシャン、アレンジャーのみなさま
イラストレーター、アニメーターのみなさま
本当にありがとうございます!!!




初回のラインナップは全8話。
現在は童謡4本、童話4本を無料で
楽しんでいただけるようにしています。




童謡は

「いとまきのうた」
えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん

「もりのくまさん」
えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん

他2話として「手をたたきましょう」、「おおブレネリ」。




童話は
「3びきのこぶた」
えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん


「かさじぞう」
えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃん

他2話として「マッチうりのしょうじょ」「ジャックとまめのき」
となっています。



10月には、
いよいよ「えほんストア」OPEN



「じゃじゃじゃワールド」全開で
こどもがワクワクする童謡・童話のラインナップがたくさん並びますよ。



ただ、ただ、あれです。
こんなもんじゃありません!!!



その後には
童謡の「カラオケ機能」や
「リズムタップ機能」に加えて
童話の「ミニゲーム機能」などなど
その他お楽しみコンテンツをこのアプリでは
たくさん予定していますので



お子さんのいるみなさま
ぜひご期待ください!!!







これから社会で強く、自由に、しなやかに生きていけるような
「人間力」あるこどもに育ててゆきたい。こどもと一緒に親も
びと育ち、学んでゆけるような環境をつくりたい。


フォーリーでは、親とこども双方いきいきした成長、
あたたかくて自由自在なコミュニケーションをつくりだせる
サービスをご提供します。


どこにもない楽しさとあたらしい世界観で
親と子毎日にたくさん色をつけ、
親と子あいだにたくさん花を咲かせたい。


それがフォーリーねがいです。




代表取締役社長  白田和稔




仕事において
期日を設けることを嫌がる人は
そもそも普段の生活でも
計画性に欠ける場合が多い。

そして期限を人に設定して
もらわないと仕事ができない。

こういうタイプの人は
基本、行き当たりばったり
なので必ず行き詰まる。


時間軸で計画を練る
ということは、
自分を冷静に
客観視できているかと
ある意味イコールなので
期日設定が苦手な人ほど
現状の自分の状態を
把握できていない
場合が多い。

従って
行き詰まった結果、悩む。
悩んだあげく
理由探しを外に求めるか
最悪、思考停止をしてしまう。

当然だが、
こちらに
出来ていない理由を
いくら説明されても
何ら解決にはならない。
思考停止は逃避でしかない。

では、どうすればよいか
どうすれば前へ進むのか
そのためには
何を決め、どう行動すべきか

そこにしか
解決策はない。

前回、意識高く
仕事をしようと書いたが
意識高く仕事をするための
心構えとして覚えておいてほしい。

まずは自分のタスク管理、
一日一日のスケジュール管理から。





昨年の11月12日に起業して
早いもので半年が過ぎました。

会社は、メンバーも徐々に増え
サービスも1本目のアプリリリースに向けて
あと1歩というところまできています。



あらためてですが



我々FORii(フォーリー)は
スマホ・タブレット領域における
知育サービスNo.1を目指していく

ことを、ここに宣言します。


日々仕事をするうえで
目標をどこに定めるか、視点をどこに置くかは
非常に大切です。


何かしら目標に向かって仕事をしていても
スキル、期限や環境、その他諸事情により
当初掲げていた理想を妥協せざるえない状況は
いくらでも発生してきます。



しかし、ひとつの妥協は
やがて癖となり、習慣化していきます。




一度下げてしまった意識や視点は
なかなか戻るまでに時間がかかります。
もしくは一生戻ることはないかもしれない。



事情や環境に言い訳せず
どれだけサービスを高められるか
自分自身を成長させられるか



メンバーには、常にその意識をもって
強い決意でサービス作りに取り組んでもらいたい
と、そう願っています。







昨年11月12日に
フォーリー株式会社を設立いたしました。

子供向けに
スマートフォン・タブレット端末において
知育アプリサービスを行う会社となります。


以下
会社設立に至った私の想いです。





【起業への想い】

サイバーエージェントという
インターネットで時代を牽引する企業のなかで
EC、広告、コンテンツ事業と様々なメディアを
生み出してきたこ10年。



インターネットが、国家や世しくみ、
人そを変容させていく様を
直接的に間接的に目の当たりにしてきました。



ブログ広告普及、
プーペガール・アメーバピグといった
アバタービジネスで課金文化浸透と氾濫など
自分直接的に携わった事業が成功し
社会で影響度を増していくほどに
果たすべき責任重さを痛感するようになりました。




そんな折、
ちょうど難病を発病して休職中に迎えた東日本大震災。




数多死を目にし、
自分生死に直面してはじめて
生に対する執着が芽生えたと同時に
我々は次世代に何を残せるか、
彼らに何をつなぐことができるかを
奥底から真剣に考えるようになりました





インターネットに生まれながらにして触れ
スマートフォン・タブレットをごく普通に
使いこなしていく子供たち。



ネットと関与は
もはや避けては通れない環境下で

今必要な
ネットへ倦厭や遮断ではなく、

社会が
ネットにおける教育に
正面きって取り組むことではないかと思うです。



それは単に
知識を身につけるという学問だけではなくて



尊さ、死へ恐怖
もつエゴや残酷さ、
愛情や思いやり、
恨みや嫉妬なども含めて


「喜び」と「痛み」両方を知り
受け止めさせること。



そんな社会で
強く、優しく、温かく、
大きく生きていくため
人間形成を手助けする
教育メディア・教育サービスを
生み出していくことが

ネット事業者である我々
これから使命であると思っています。





代表取締役社長  白田和稔





2012年総括

2012年の自分は冷徹でした。
グループとしての変革を断行すべく
現行を否定し、人を切り、
仕事の仕方を変えさせました。

面談をしても人の事情は考慮せず
頑張りも評価せず
結果を出せる者や仕組み作り
にのみコミットしました。

結果、たくさんの人間が
今年グループを離れました。

有能な人材も、もちろん
数名去りました。

しかし、これは
必要な損失であったと思っています。

我々は明らかに
変わらなければならない。

そうしなければ
10年後どころか5年後すら
危ういのだから。

特にこの業界では
停滞は死を意味します。

その人の有能さに関係なく
躊躇なく変化を受け入れられない人、
もしくは明日を創造できない人は
いるべきではないと思います。
特に我々のグループには。


自分もかつて
そうであったように
さまざまな環境条件、例えば
現状の地位、金、友達などに
満足しはじめてから
あっという間に成長が止まりました。

カリスマとか功労者なんて
煽てられていい気になってると
数年で存在価値がなくなります。

常に大切なのは今。
その連続でしかない。

だから、
あなたのまわりに
仕事において甘美な言葉や
安易な同調の言葉をかける
友人がいたら信用しないほうがいい。

それが
本当に大切な友達だったら
ぶん殴ってやればいい。




名声はいらない。




新会社をつくり
グループを再建し牽引する。



今日も明日も
それをやるのみである。




書きたい核心の部分だけ書いといて

下書きしておくつもりが


公開になっていたので

えらく宗教チックな文章に

なっていましたね 笑





さて本日は




入社していないメンバー含めての

facebook上での議論がえらく盛り上がっています



えらくというか、

「異常に」ですね



個性と感性のつよいメンバーを揃えたせいか

ものすごい角度から思いがけない情報がきたり

斬新なアイデアが矢のようにふっています





昨日の静寂から一変しての

本日の朝からのラッシュだったので


「この熱狂はどうした?」と

急なムーブメントに内心驚いています





それで思い出したのですが




折にふれて読み返す

藤田社長の記事に
とっても大切なことが書いてありました



「本物の熱狂」

http://ameblo.jp/shibuya/entry-10648760707.html



だから、メンバーは

心して読んでほしい



私の、そしてFORiiメンバーの

ひとりひとりの熱狂は



必ずや

世の中を動かすに足る

未来を創造する




だから、明日からも

思う存分、熱狂せよ!








起業して1ヶ月が経ちました


気持ちが引き締まるので
毎日スーツをきて出社をしています

頂いた観葉植物にお水をやりながら
皆様の顔を思い浮かべつつ
土に水が沁み込んでいく音を
日々楽しんでいます

さて、1ヶ月が経過して
徐々に自分の思い描く事業のカタチが
見えてきました

その理想を実現させるには
たくさんの困難が待ち受けているでしょうが
期待と不安のなかで、おのずと覚悟が決まりました

必ず成功させるという意志さえあれば
やれない理由なんて何ひとつない

この夢に賛同してくれる仲間が
ひとり、またひとりと増えてゆく度に
勇気と希望で心が満ち満ちていきます

事業も、仲間も、自分自身も
もっともっと成長させねば
ならぬものばかりですが

FORiiの描く未来に
親と子の笑顔と幸せがありますように



一生懸命