
HAIR MODEの撮影に行ってきました。
今回は別冊のUresta!のページです。Uresta!は作品ページが主体の本誌に比べると、各号テーマにそって、美容師の向上を目指している雑誌です。9月号は「髪に合わせたカット技術」の特集ということで声をかけて頂きました。
今回担当して頂いたヘアモード副編集長の村山さんとは、agence21東京ステージの講習でお会いしました。
その時、「エフィラージュの特集を、、、、、」とお願いしました。と言っても、簡単な話ではないと思っていました。。。僕としては、エフィラージュって業界紙の視点から見たら面白い事いっぱいあると思うんです。だって、まともに技術として紹介されたこと1度もないですから、、、
でも、裏を返せば、業界紙として取り上げづらい部分もあるという事だと思います。。。
そんな、エフィラージュを取り上げたいと、、、会議で戦ってくれたみたいです。。。
「髪に合わせたカット技術」というテーマ、、、本当は全部エフィラージュの得意な所、、、でも、今回はフォルムコントロールについてのページを使ってエフィラージュを紹介することになりました。
僕自身、何度か業界紙でお仕事させて頂きました。その中でテクニック紹介をした事がありますが、本質に迫る事なく、スタイルポイントの美味しい所だけみたいな感じになってしまいました。。。
そもそも、エフィラージュと他の平均的なカットと比べると前提が違ってるワケなんです。
ここが1番難しい部分なんですよね、、、業界紙は幅広い美容師に向かって情報を出してるので、前提が同じの方が伝わりやすいというように考えているのだと思います。
反対に新しい情報は産まれづらいという事になります。。。
美容師の人達だって、本当は新しい情報が欲しいと思ってるから業界紙を見るワケで、きっと理解するかどうか?簡単に取り入れられるばかりが重要では無いんだと思うんですけどね、、、
ですので、今回はせっかくやるので、徹底的に行きたいと思い、村山さんと度重なる打ち合わせに協力して頂き、エフィラージュにおける前提を伝え、色々やるのでなく的を絞り1つの事だけを伝え、エフィラージュが他のカットとの違い、ただ髪をドライで切るだけないという事を知ってもらえれば、、、と思い内容を決めました。。。(正直なところ、読者というよりは、ヘアーモードさんにちゃんとしたエフィラージュを見てもらいたいというのが本音ですが、、、)
つづく、、、