〇「4月12日の出来事」ノーベル賞の誕生

 毎年、スエーデンで「ノーベル賞」の授与が行われますが、このノーベル賞はどうして始まったのでしょうか。。

 

  

 

    

          (ノーベル賞の授与式)
 ダイナマイトを発明した「アルフレッド・ノーベル」は、いささか気まぐれなところのある人物でした。
 1888年の今日、「4月12日」に、彼の兄の「ルードリッヒ・ノーベル」が心臓麻痺で死にました。ところが何を勘違いしたのか、ある新聞がルードリッヒと取り違えて、弟のアルフレッド・ノーベル」を「死の商人」として、死亡記事を掲載してしまいました。

 

     

        (ダイナマイトの構造)


 自分の死亡通知を見てびっくり仰天したのが、弟のアルフレッド・ノーベルで、この新聞には、自分の「人間に対する愛情」や「人間性」などには一切ふれていない。  「なるほど、世間では、自分のことを、こんな目でみているのか、、」という思いが彼の胸の内を去来して、なんとか自分のイメージチエンズをしなければと、私費を投じて「ノーベル賞」の創設を思い立ったのです。

      

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