〇ギャング「カポネ」の死
 1926年の2月14日に、シカゴの北クラーク通りの空倉庫に、警官に化けた5人の男が入っていきました。

 その倉庫の中には、シカゴのギャングの親分「B・モーラン」の手下どもが集まっていました。そして全く無

 

 

       (ギャングの一味)

 これが「血のバレンタインデー」と言われるもので、このニセ警官を仕立てたのはモーランと縄張り争いをしていた「アル・カポネ」一味らしかったのですが、その犯罪を裏付ける証拠が何ひとつない「完全犯罪」だったのです。

 しかし、カポネはその三年後に、脱税という罪名で逮捕され、7年間の刑務所暮らしをしています。然し出獄後は、すっかり落ちぶれて無一文同様の有様で1947年に」亡くなりました。

 

     

       (アル・カポネ)


 彼は死後、まずシカゴの「マウント・オリペット墓地」に葬られましたが、5年後の1952年に同じシカゴのマウント・カーメル墓地に改葬されています。
 ちなみに、彼の墓碑銘には「我が主よ、お慈悲を!」とあるそうです。。