花だより「玉すだれ」
台風の余波なのか、南風が爽やかで、なんだか秋の訪れを感じさせる朝、もう蝉の声も聞こえない。
例のごとく、歩道の落ち葉掃きで一汗かきました。
【清楚な玉すだれですが、葉には毒があります】
「玉すだれ」はペルー原産の球根草で夏から初秋にかけて白い五弁の花を咲かせます。
玉のように花が美しく、葉がすだれのように集まっているので「玉すだれ」の名前がついています。
よくあめのあとなど、墓地などに忽然と咲いていますが、土から直接出ている細長い葉は、ノビルによく似ています。
しかし、葉にはリコリンという有毒物質が入っているので、食べると嘔吐したり痙攣を起こしたりします。
*今日もまた蒸し暑い一日になりそうです。
まだまだ「新涼」と言える時候ではなさそうですね。
しらん
しらん