アカデミー賞で数々の賞に輝いた映画
「英国王のスピーチ」
コリン・ファースが演じる、ジョージ6世の物語です。
ジョージ6世の長女が今のエリザベス女王ですから
英国の先代王ということになりますね。
発音障害のあるジョージ6世が国王にならなければならなかったのは
兄のエドワード8世がわずか1年足らずで国王の座を退いたからです。
その理由が
アメリカ人の人妻と一緒になるため
「王冠を賭けた恋」としてイギリスはもちろん、世界中で
話題になったそうです。
ハンサムでファッションセンスにも秀でていたエドワード8世
ナチスドイツのヒットラーと親交が厚く
第二次世界大戦に進みつつあるイギリス国内から追放されます。
後にウィンザー公と呼ばれているので
この名前を知る人も多いでしょうし
ネクタイの締め方「ウィンザー・ノット」の発案者でもあります。
英国王のスピーチも素晴らしい映画でしたが
このエドワード8世を主人公にして映画を作ったら
凄く面白い映画が出来ると思ったのですが・・・
2011年にマドンナが監督で作られていました。
あまりに愚作で、日本での配給は無く
世界でもあっという間に興行終了とか・・。
「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督あたりが作ったら
凄い映画になっただろうに・・。
もう誰も作らないかな?残念なことです。