先週、奈良東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)の行事
(通称、お水取り)の大松明の見物に行ってきました。
見学の前に、修二会とは、なんぞや?のセミナーを
受けました。1200年前から続く行事で、世の万人の罪を
被って僧侶がひたすら仏に謝り、許しを請い、その年の
若水を汲む行事だそうです。なんだか、万人の罪を背負い
十字架にかけられたイエス・キリストに似ています。
僧侶は一ケ月前から、一日に一食一汁一菜で、(私には無理!!)
五体投地という板を体に打ち付ける等、厳しい修行をします。
二月堂の欄干上を大松明が走る(これがハイライトシーン)
のは暗闇の中、若水を組みに行く僧侶の足元を照らしたのが
元祖の行事とのことでした。セミナーは1時間ぐらい続き、
受講者が飽きてきたころ、講師の先生曰く、「二月堂の周りには
三つの鳥居があります。これを通称、サントリー(三鳥居)と
言います」、ですと。