2/13 発声レッスン | 七氷という名の珍獣

七氷という名の珍獣

声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

雪の降る、さむ~い日でした。

本当は朝10時からのレッスンだったのですが、先生が午前中に
コンサート会場に行くということで午後3時からに変更。

2時からのレッスンは、ぺもさんのお友達のYさんでした。
少しだけYさんのレッスンを聴講して、私のレッスン。
YさんとソプラノのHさんが聴講してます。

さて、今回はトスティの「Ancora!」にしました。

「del mite aprile a la carezza nova」

のところで先生が「にやっ」としたので、これはまた

「歌詞の意味も理解せずに、ただ声出してるな・・・・」

と思ってるに違いないと、その次からトーンを落としました。
で、1コーラス歌ってストップがかかりました。

先生:あの~、拍は分かってますか?
   6拍子どーやって取ってる?
   すっごい不思議な取りかたしてるんですけど。。。
   拍、拍どーやって取ってますか?

き、きた・・・
実は拍なんてまるで考えずに歌ってました。
それどころか先生に突っ込まれて初めてこの歌が「六拍子」だと知りました・・・・

 私:拍をどーやって・・・
先生:いち、にっ、さん、にー、にー、さんっていうのは
 私:全然意識無いです(苦笑)
先生:意識無いよね(笑)
   どっ、どーいう拍子感でいってる?

周囲から失笑が・・・

 私:へっ?
   な、何となく・・・
先生:何となくでしょ(笑)
   だからすっごくおかしくて、突然速くなったり突然・・
   で、何かこれ聴いてやったの?
 私:そーです。
先生:だからそれが覚えてるんだけど
   だけどその人が偶然音楽的に歌ってちょっと遅くなってるとこは
   遅くなってるんだけど、基本的な拍が分かってないから・・・・(笑)
 私:はいっ
先生:でも、すごい、あの~
   del mite aprile a la carezza nova のとことか、すっごいいい声だったんだけど
   今まで聴いたこと無いくらい
   これ、何なに?すっごいイイ声出てるけど、のびのびとした。
 私:いや、(先生が)笑ってたんで、何かおかしなことしたのかと思ってましたけど(笑)
先生:いやいやいやいや、それ、にっこりしたつもりだったんだけど(大笑)

周囲もみんな大笑い・・・・

 私:「やりやがったな」って顔に見えました(笑)
先生:いやいやいや(笑)
   上手と思って、えーとか思って聴いてたんだけど
 私:だから次からちょっとトーン落としたんです
先生:あっ、それでおかしくなったのか(笑)

し、しどい・・・(号泣)

で、また歌うのですが、拍分かってないから、ボロボロ・・・・
あっちこっちで拍を指摘されます。

で、右手を左右に振りながら歌うように指示されます。
その振り方でさへ「ヘン」と言われました。。。

そして「リズムは足に関係がある」と、そこでスクワット。
この時レッスン開始から18分くらいのとこなのですが、ここからは
身体、特に肩まわりとアゴの動きのレッスンとなりました。

カイロに通った効果だと思うのですが、前よりも肩の動きが
良くなっていると言われました。

そしていろんな身体の動きが続きます。
笑いあり、笑いありで・・・・

そして唐突に

先生:次の、来年の衣装(今年のコンサート)はもう決まったんでしょうか?
周囲の人たち:衣装!!
私:まだです
先生:衣装決めるの今から考えてるらしい(笑)
家主様:で、あのサスペンダーはヤメるんですね(笑)
私:また違う衣装で(笑)
  同じので出るのヤなので
家主様:あ~~、なるほどなるほど

身体の動きが続く・・・

で、また歌になったのですが、最初の1小節くらいでストップ

先生:まってまって、歌う前にこっちの肩が上がるの分かりますか?
 私:いえ、全然・・・
先生:Hさんさぁ、ここの手をさぁ、こう、こっち手首握って
   こういうふうに持っといてくれる(笑)
Hさん:はい
先生:こーやって(笑)
 私:ナンかエラいことに・・・
先生:えっ(笑)
   そーすると、別に引っ張るでもなく、そーすると上がると自分で分かるから
   ナニ?(笑)
 私:すごい○○みたいですね・・(○○は何といったか聞き取れない・・・)
家主様:(大爆笑)

1コーラスこのまま歌う。

先生:そうそう、どんなん?
 私:こっち(左腕)に力が入ってるのがすっごく分かります。
Hさん:でも意識して動かさないようにしてたんですよね?
 私:してました
先生:そしたらできるよね。そしたら声スムーズに出てませんか?
 私:そーですね
先生:これ、両方から持ったら(両腕を持たれるということ)どーなるんだろ(大爆笑)
   どーしようもない?(笑)
   はりつけ状態(笑)

一同大爆笑

 私:絶対歌えなくなります(笑)

そして30分を過ぎたころからはずっとアゴ中心のレッスンになります。

10分くらいそれを行うと、とても声の出がすっきりとしました。
レッスン中、みんな寄ってきて見てました(笑)

先生:今日はこれと何を持ってきましたか?
 私:予備で Vaga luna 持ってきました。
先生:あ~~、じゃあ Vaga luna 歌ってみて。
   これ Ancora ね~、拍子を何とかして欲しいんだけど、拍子感を。

で、楽譜を譜面台に乗せる私の動作を見て先生が

先生:これ例えばね、楽譜を持つときもこう、こうなるんだけど、こうはならない?
 私:あーそれ、全てにおける私の身体のクセです
先生:クセだよね
 私:必ず何をするにもそーなります
先生:これ何かね(笑)何か泥棒に入って「あっ、あった♪」みたいな(笑)

Vaga luna を歌うも、少し歌ってストップ。
椅子に座らされ、姿勢や頭の位置などを矯正していきます。

先生:これ、こーなるとどーなりますか?
   後ろ頭があって、こう乗ってると。
   まずこれが・・・
 私:エラい違和感が・・・・
先生:すごい、あの・・申し訳ないから・・・
   何か全然違うよね
 私:ナンかエラい、えらそーな雰囲気が・・・
先生:(大爆笑)
Hさん:ふつーです(笑)
先生:これ普通なんだけど(笑)
 私:あっそーなんですか(笑)
先生:このよーになってないよね(笑)
 私:すごい、そっくり返ってるイメージがあるんですけど(笑)
先生:いやいやいや(笑)普段いかに、どれだけ泥棒タイプになってるか(笑)
周囲:泥棒(大爆笑)
家主様:あっ、泥棒ってそーいうことか・・・
先生:そーいうこと(笑)
   泥棒に入ってるみたい(笑)歩き方が(笑)
   こっそりとこう、何か、ここ来たらイケナイみたいな(笑)

こんな感じで続き、レッスン終了。

そして宿題

アゴの探検(笑)


レッスンの最初に、今年の11/14に行われるBM_Canto の2回目のコンサートの話があって
そこで、先生より新たな企画が。
これはグループメールでもまだ流れていないので、あえて書きませんが
(っていっても、このブログを見ている門下生は、ぺもさんと大阪のIさんだけだけど。。。)
楽しみですね~~

そしてそのコンサートのチラシを私が作ることになりました。

今、いろいろ素材とか集めてます。