9/26(土)伴奏合わせ(私のレッスン編)1 | 七氷という名の珍獣

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声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

すいません、とても長い文章です。
なので2つにしますが、会話部分とかがかなりあるのですが
私にとってその会話中に大事なこととかがあったりするので
そのまま載せます。(といってもはしょってる会話もありますが)


伴奏合わせということで、文字通り伴奏に合わせて何回か歌って終わり。
そして続いてレッスンという流れかと思っていたら、伴奏合わせつつ
アレクサンダー・テクニーク&ボディマッピング。

レッスン開始時のいつもの会話・・・

先生:あの~、ノド痛くなったの?
 私:とにかく入るんです。
   普通に出せてたものまでノドに入るようになっちゃって・・・・
   それにプラスして、風邪でノドがぐじゃぐじゃになってるんで
   ひょっとするとセキだらけかもしれないです、今日。
先生:インフルエンザじゃないでしょうね・・・・
   でも今歌ってたじゃん、ねー
ぺもさん:はい
 私:アレ(Think of me)、そんなに高くないので、アレくらいなら。短いし・・・
先生:じゃさ、みんなの歌うときに、あのデュオでちょっとずつ短いとこだけ出たら?
 私:そのほうがインパクトあっていいかも知れません
先生:そうそう(笑)すっごいインパクトだね(笑)
ぺもさん:(笑)
 私:そのたび衣装変えます私。
先生:そうそう(大爆笑)

まずは「O del mio amato ben」
出だしの「O」(オー)は感嘆になるように注意して歌ったのですが
録音したのを聴いてみるとどーも違う。。。
何か重く感じる。もっと軽く出すべきか・・・・

歌の所々でストップがかかり、都度ギムニクボールを使ったり
(ぺもさんがボールを持ってきていたおかげです。ありがたう♪)
体操をしたりして歌っていきますが、そのたびに声も歌も良くなっていく。
この日は伴奏者がいて先生がいてという状況なので
歌っている時常に先生が私の歌や口の開け方、身体の動きをチェックしていて
いつも以上に濃いレッスンだったように感じました。

だんだん良くなりつつも、どうもイマイチな感じで
O del はアップダウンが激しいので先に「Non t'amo piu」からにしましょうとい
うことで
順番を変えてレッスン再開です。

Ricordi ancora il di che c'incontrammo;

でストップ。

先生:待って待って、悪くないんだけど・・・
   気分、気持ちも入っていいんだけど、こう、上ですごく
   この上(胸より上)で歌うから、だからオカシくなるんだよ。

と。
発声が下につながっていないということでしょうか。

ここからまた体操開始。

そして歌。

なんだろ??
息が続かないせいかな?
とてもぶっきらぼうに聴こえるとこがある。
しかも淡々と歌ってる感じもする。

とりあえず1コーラス歌いきる。

先生:今の、今のどうなの?
   なんかむちゃくちゃされてるけど(歌ってる時に先生が私の身体にいろんなことしてました)
   声良く出るでしょ??
 私:そーですね。力が抜けるというか・・・
先生:なーんでそんなに力が入るの??
   またブログに書くよ、先生がそこで言った。
   ナンでそんなに力が入るの?って。
   そんなのしらねーよ、って思ったって(大爆笑)
ぺもさん:(会話中ずっと大爆笑)
 私:そのまんまブログに書きます。
   3倍に色つけて
先生:そーだよ、ブログにあること無いこと書いて(笑)
 私:あー楽しみだ
先生:何なに?
 私:いえ、何でもないです。
先生:何、ナニ?なんでそんなに力入りますか?
   気持ちが入るから??
 私:あの・・・要は感情に身体が支配されちゃってると、多分発声とかが
   おろそかになってるんじゃないかと思います。
先生:あのさ、それ自己満足の世界、それ現実になってないじゃん。
 私:そう、そーなんです。
先生:音楽になってないじゃない(笑)
 私:そのとーりです(笑)
先生:もうちょっと客観的にというか、音楽がそういうふうにつくってあるんで
   それを淡々と歌えばいいんだけど。
   淡々とうことがないよね。
   どんどん歌ってる(笑)
 私:そーですね、淡々がなかなか出来ないんです。
先生:そのまま歌えば、音楽がそーなってるんで、ただ歌えばいいのに・・・
   意味は一応分かってるけど、歌えばいいのに、もう入り込んじゃって
   道に入って入り込んじゃってみたいに(笑)
   だから書いてある通りに行けばいいだろうって、ナンか一人で・・・(笑)

そして2コーラス目を足踏み、腕振りで歌う。

するとあら不思議、声の出方が変わるだけでなく音程も安定する。
なんででしょ?

静止もなく最後まで歌いきる。

先生:曲の雰囲気はすごく出てていいよね~
   ナンカあの~、上手なんだか下手なんだかよくわからないテノール歌手ってカンジで(笑)
   なんか、歌い慣れてんだか歌い慣れてないんだかよくワカラナイ・・・・(笑)
   一見歌い慣れたテノール歌手なんだけど、この人上手なんだか下手なんだか・・みたいな

   こう、あの、かすれそうなとこがすごく感情がこもっていていいっていうのと
   やり過ぎじゃない、な~に歌ってんの?っていう紙一重のとこをいってるよね。
ぺもさん:あ~~~

ここで、膝を立てて寝転がるように指示されました。
膝を立てて寝転がるって、どーいう姿勢??
膝を地面に着けて寝転がる。えっ???
いや、仰向けに寝た状態で膝を立てるってことですね。
またしてもヘンな勘違いでみんなに大笑いされてしまいました・・・

その状態で頭の下に枕になるものを置いて、アゴを引いて発声を。

あらためて録音聴くと、とてもいい声。

そこからはブレスは吐ききって、吸う時は吸うという意識ではなく自然に入ってくるということを
感じるための体操です

しばらく続きます。

やってるうちに段々分かってきます。

それと動作の時に目が上に行くのはダメだとよく指摘されます。
目が上にいくと首を固くすると。

そしてドアを開けて

先生:ちょっとね、向こうまで行って帰ってきてくれる?
   ちゃんと帰ってきてね。
ぺもさん:(笑)
先生:ただ普通に歩いて、目線を上げないようにして普通に歩いてずっと向こうまで行って・・

向こうとは数十メートルはある廊下のことです。

そして歩きます。

確かに歩いた感じが違う。
すっと身体が、股関節が動くというか・・・

途中で先生とすれ違うと

私トイレに行ってくるから・・・


せ、先生、まさかトイレに行くためのネタで私を歩かせたんじゃ・・・・

部屋で「肘まる体操」をやっとくようにと指示されました。

先生、すっきりして到着。

そして姿勢などを指摘され歌う。

リーコルディアンコーラー・・・

の「リーコルディアン」の口の動きが「やり過ぎ」と。
そんなに口を動かす必要は無いってことですね。

で、私の歌い方というか発声で

「聞く人にスキを与えない」

という指摘をされました。

(2)に続く。。。