ベルカント | 七氷という名の珍獣

七氷という名の珍獣

声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

私は今、アレクサンダー・テクニーク and ボディマッピングによる
発声のための身体のあり方の指導を受けていて、それを始めると同時に
声楽に転向したわけですが、身体のあり方以前に発声の仕方とか
呼吸とか歌唱とか、全然分かっていないのが現状です。
なので、アレクサンダーとは別に指導を受ける必要があると感じ
今回、S先生というテノールの先生のもとへレッスンを受講しに行ってきました。

先生のご自宅兼レッスン室に入ると、前の生徒さん(テノール)がレッスン中。
待ってる間、生徒さんの歌を聞かせてもらったら、これがすごい!
うわ~、こんなスゴい生徒が通ってるんだ・・・・
ってことは、やはりスゴい先生なんだな~と。
また教える先生の発声もスゴい。

少しして、私のレッスンのスタートです。

まずは、現在アレクサンダー・テクニークによる指導を受けていて
それとは別に歌唱法等を勉強する必要があるのでS先生のレッスン
に参りました。と経緯を。

まずは声出し。

で、声出しを聞いた先生から

「身体の使い方はクセが少なくて、わりといいと思います」

と。
川井先生のおかげですね~♪

それとS先生が

「アレクサンダー・テクニークは深層筋肉群の使い方とか緩め方とか
いろいろと勉強になるところが多いテクニックですから
習っているというのは非常にいいことです」

と。S先生もアレクサンダーのことを知っているようでした。

次に肋骨を開く動作を。
左右だったり前後だったり。

ぜ、前後??
ナンか不思議です・・・

「胸郭が固くならないように、横隔膜を前後に引っ張るイメージ」

ん~、ワカラナイ。。。。

そしてブレスの入れ方。
1/4ずつ入れていく。
最後は腰に。

そして息の吐き方。

先生の許可を得ていないので、あまり詳しくは書けませんが
まだまだいろんなことをやりました。

「ヴェルディ・ブレス」という言葉を初めて聞きました。
ん~、いろいろあるんですね~

ハミングもやりましたが、あらためて録音したのを聴いてみると
先生のハミングと私のハミングの響きが全然違う。
ハミングというと私は副鼻腔のほうへ響きを持っていってしまうのですが
そうではなくて、ハミングした時にうなじが振動するように。
これが難しい。。。

声出しはまだ続き、そこで私の発声はまだまだ「ノド声」であると思い知りました。
そう言えば最近、歌っているとノドがピリっとしてセキが出て歌えなくなる。
これは、私が声帯の前側で声を出しているので、前側がきゅっと締まって痛くなる。と。

それから歌いだしで音程をノド側で探しているとも指摘されました。
これをすると必ずノドを痛めると。

声を響かせる場所、響きの持っていきかた。
ベルカントの歌唱。
それらをやってから最後に歌を。

「Caro mio ben」の中声用を持っていったのですが、高声用でも大丈夫そうだからと
高声用で歌いました。

聴いてみる。
私の声は先生とくらべると平たいですね~(号泣)
平面的というか。。。

しばらくは「Caro mio ben」をレッスンします。

これからのレッスンがとても楽しみですが、レッスンの競争率が高くて
なかなか入れられない・・・・
でも、今の私には無理矢理にでも時間を作ってレッスンを受ける必要があります。
とりあえず8月末と9月始めの平日の真昼間にレッスンをゲットしましたので
仕事休みをもらってレッスンを受けに行きます。