1/9日 発声レッスン | 七氷という名の珍獣

七氷という名の珍獣

声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

昨晩の「場所がわからない」というのも大丈夫そうで
そのスタジオのHPから地図を印刷して、自宅を出る。
まずは銀座の山野楽器で「トスティ歌曲集」をゲット。
ついでに宝くじもゲット♪
その足でスタジオへ。
余裕で最寄り駅に着き、地図の通りに進む。
○○1丁目がその場所だが、歩いてすぐ○○2丁目。

「ん?」

と思うも、1つ違いだからと、そのまま歩き続ける。
すると、町名が全然違うのに・・・・

少し考えて、元の場所に戻り、住居表示板を見る。

「方向ま逆じゃん・・・・」

歩いて2分の場所を、お約束のごとく迷子になり、住居表示通りに進むと
あっさり発見。
それでもまだ時間が結構余ってるので、近くの喫茶店でエスプレッソコンパーナを飲んで一息。

それからスタジオへ。
まずはトイレだ。と、トイレの戸を開けると、スリッパが置いてある。
なので、靴を脱いでスリッパを履くと、目の前に

「土足でいいです」

だったらスリッパ置かなきゃいーーーーじゃ~~~ん!!
ぷんぷん!!

そして、少ししてからレッスン開始。

「inargenti」の読み方が解らないという書き込みを先生が
見ていて、そこから会話が始まりましたが、途中から・・・

「inargenti」という言葉をネットで調べても出てこなかったことを話したら。。

先生:っていうか、語尾変化が激しいので、元の単語が解らないと・・・
 私:そうなんです・・・
   っていうか、丁度いい速さの伴奏ってのが全然なくて・・
先生:ダメだよ自分でやらないと、誰かのを聴きながらそのまま一緒に弾くとか
   ピアノの練習してるようですけど~(笑)

コレですね(笑)↓
http://blogs.yahoo.co.jp/nicolas_kim_coppola/57196912.html

 私:そうなんです・・
先生:一緒にやるんじゃなくて~、聴いてから弾くっていうならまだいいけど
   その時に一緒にやるのはダメ。
   やり過ぎ。
こーいう弾き方ってNGなのですね。
先生の弾いたピアノと自分の演奏がピッタリいくのが楽しくて、遊び感覚で
弾いてました(笑)
それと、「ゆかしい月よ」で、伴奏が無くて、パバロッティとかが歌っているのの上から
歌って練習とかもしていたのですが、これもダメと言われました。。。
伴奏ほしぃ、、、、


途中、省略。。。

「caro mio ben」を歌う。

先生:イイよね
 私:イイですか?
先生:なかなか味がある。
 私:(笑)どんな味なんでしょ??
先生:微妙な味。違うか(笑)イイよイイよ(笑)
 私:ぺもさんもその「微妙な味」興味津々でした。
先生:な~になに私、前にもそんなこと言ったっけ(笑)
 私:言いました。
先生:え~、だからレッスンテープ聞かせてあげればいいじゃん、ぺもさんに。
   びっくりすんじゃない?こんなの歌ってるの聞いたら。
 私:そうですね、私がこういう・・・
先生:こういう声で歌ってる、こういう歌を。
 私:そうですね、そもそも私が歌ってる声をほとんど聞いたことないと思うので。。
先生:でしょ?だからだから、イイと思うよ。
 私:ナンか、自分の歌ってる声を聴くと、とてもヘコむんですけど。。
先生:な~んで??
 私:なんか・・な~んて言うか。。。
先生:それが普通です。
 私:なかなか慣れません、自分の声に
先生:(笑)
 私:耳と身体が・・・・
先生:(大爆笑)
先生:どういうふうにヘコむの?
 私:な~~んて言うんでしょうね~・・・
   そもそも、ものスゴくヘタクソに聞こえるというか・・・
先生:いや、いいよ
 私:そーなんですかね。。。??
先生:パバロッティとか聴き過ぎ・・でもいいと思うけど。
   別に音がハズれてるわけでもないし。
   時々、あっ、パバロッティの片鱗が見えるけどね(笑)
 私:あ~~~、聴き倒しているので多分。。
先生:ナンというか、あの節回しが・・(笑)
   でも、最初にときほどマネって感じじゃない気がするけど、どう?
 私:そうですね
   実は「caro mio benは前回からほとんど練習してないんですけど
   歌う時は、CDで歌っている人の上にかぶせて練習しているんですけど
先生:いろんな人のでやってるの?
 私:2人だけですね。パバロッティと歌曲のCDの人と
   パバロッティの時は口の動きとか、じーーっと見て、
   「ああ、あの時はああやって開けるんだ」とかやるんですけど
   それをマネしてると自分じゃなくなるような気がしたんで
   途中からヤメたんですね。
先生:ん~ん~ん~
 私:だったらもう、とりあえず発音とかだけに気をつけて自分の好きなように
   歌おうと・・
先生:はいはいはい、とってもイイと思うよ、
 私:で、歌い始めたのがコレです。
先生:あ~、だからだから、だからね、そのマネをする、マネをするっていうのも
   大切な要素があるから、マネをする必要もあるし、そうやったらいいところ
   もあるんだけど、最終的には自分なので、ん、発音とか口の開け方とか
   特にパバロッティはすごく参考になるよね。めちゃくちゃ参考になる。

そーなんです。
「パバロッティにはパバロッティの歌」があるように
「私にも私だけの歌」があるハズなので、やたらめったらマネするのをヤメました。
歌声、歌い方を聴いて「あれは七氷の歌」と言われるようになりたいですね。


そして「sebben,crudele」です。
歌の途中で歌い方の指摘が入る

la tua fierezza sapro stancar

で、「stancar」を私は

stan---car(スタンーーカール)

と歌ってしまうのですが、本当は

sta---ncar(スターーンカール)

と歌わなくてはイケません。
母音でつなげなくてはイケないということです。

そして発表会のことも話しに出ました。
そこで、私には以外な先生のお言葉が・・・

先生:1年以内にどっか設定しちゃったら・・
   ちょっと、いろいろ曲やってみて、これとこれとこれを歌おうとか
   絶対みんな大拍手だよ七氷さん歌ったら
 私:そーーーーですかねーーー???
   鼻で笑われそうな気がするんですけど。。。
先生:いやいや、出てきて、ピアノの・・・ちゃんとした位置に立って
   歌って欲しいけど(笑)
   ナンか違う位置で歌いそうな気がする(笑)
 私:動きまわるかも知れません、歌いながら。
私は自分の歌にとてもコンプレックスがあるので、「いい」と言われると
とてもうれしいのですが、どこらへんがいいのか自分では全くわからない。。。
そもそも私の「微妙な味」ってどんなのだろ????(笑)

この後、続けて歌ったのですが、やはり同じような感じのとこで指摘をされます。
その時は「まだ短いかな~??」と思ったのですが、ICレコーダーに録音したのを
聴くと、やはり短い。
そして、「l(エル)」と「r」の発音についても指摘を。

あと、一番致命的な指摘をされました。

「曲の意味を把握せずに歌っている」

そーーなんです。
歌うことに精一杯で、曲の意味を理解せずに歌ってるんです。
レッスンで使う曲なので、歌えなくてはイケナイ。
歌詞を完全に覚えていなくてはイケナイ。
という思いが強くて、歌うことだけに必死になってました。。。

こんなこと、絶対にいいわけありません。。

この後「肘まる体操」とか、いろんな体操に入ります。
で、それ以外にもいろいろ身体を使って声を出すのですが
その時の印象よりも、改めて録音したのを聴いてみると
声の変化を感じる。
こんなに良くなるんだーーー。と。

その後に「vaga luna(ゆかしい月よ」を歌ったのですが
最初に歌った私の声は、とてもしょぼい。。。
でも、そこから先生の指示で歌うと、とてもイイ声に。
ちょっとした身体の使い方で、ここまで発声が良くなるというのは
本当に驚きです。

で、あっという間に1時間経過です。

これからの課題

「歌の意味をちゃんと理解する」

です。。。
さぁ~~、頑張ろ!!