子供の教育 | 七氷という名の珍獣

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声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

「子供の教育」って何でしょう?

「学校や塾へ行かせること」?

「一般常識を教えること」?

それも大事ですが、もっと他にあるように思います。


小・中学生くらいの頃みなさんは何かしていたでしょうか?

音楽、芸術、スポーツなど。

放課後にこれらのことを習い事としてやっていた人って

一体どれくらいいるのでしょうか?

私の周囲では、ごく一部だったように思います。

そりゃ、よっぽど興味を示さない限りは自分から

行動を起こしたりはしないですよね。

だからと言って、そのまま放置しておくのではなく

こういう我が子に「この子は何に向いているんだろう?」

と、とりあえずいろいろと与えてやる。

音楽、芸術、スポーツ。とにかく何かをさせてみる。

その中で興味を示したものや、伸びそうだと判断したものを

一生懸命させてみる。

そういうことも「教育」であると思う。

ひょっとすると、その時に与えたものが

将来の職業となるかも知れない。



「うちは放任主義だから」などということを耳にすることがある。

一体どれくらいの親が、この「放任主義」ということを理解した上で

実行できているのだろうか?

「放任主義」とは、単に放っておくのとは訳が違う。

子供が学び、歩む方向を親や他の大人ならびに社会が手本となり

子供が自分でその方向を見つけ出し歩んでゆく。

そして親は常に子供の先に立ち

子供がつまづいて、どうしようもなくなった時に

初めて手を差し延べてあげる。

これほど理想的でかつ、難しい子育てはないかと思う。

子供が何をしても無関心で放ったらかしておくことを

決して「放任主義」とは言わない。

それは「放置主義」であり「放棄主義」でしかない。


というようなことを考えていると「子供をつくる」ということが

いかに大変であるかということを思い知らされる。

「そんな難しいことを考えなくても子は育つ」

という意見の人もいるでしょうが・・・・