ピアノレッスン初日(ハノン、びっくりシンフォニー) | 七氷という名の珍獣

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いよいよ昨日からピアノレッスンが始まりました。
私の希望で指使いの基本中の基本から始めて欲しいと言っておいたので
ハノンから始めることになった。
で、ハノンってものがどんなものか分からなかったので、事前に楽譜を見てみた。
最初は右手のみの簡単な練習のようだ。

さてさて、レッスン時間が19時からなので10分前に受付に到着。
レッスンカードを出して、ハノンの楽譜を受け取る。
もう先生は準備OKなようで、すぐにレッスン開始。

相変わらず可愛い。
でも服装がピアノの発表会のようなスカート。
普段もこんな派手系なんだろうか・・・??
軽い談笑の後にレッスン。
ハノンの最初のページを開く。

「ん?事前に見たハノンと違う」

私が見たハノンと違って、いきなり右手と左手で弾くようになっている。
しかも普通右手と左手の楽譜って上下にくっついて書いてあるもんだと思うんだけど
これ右手2列の下に左手2列が書いてあって、ドのつく初心者の私にとっては
目が両方を追っていけない。

まずは右手のパートを弾く。
これは何なく一発で弾けた。
続いて左手。これもOK。
でも、音譜に指の位置を示す番号が振ってあって、それを見て弾いている。
つまり音譜を認識して弾いているわけではない。
ということを言ったら先生に鉛筆で番号隠された。。。。。
やはり番号隠されるとさっきのようにはいかない。音譜の位置で前の音譜よりも1つ
下がっているから薬指だなと認識するのが精一杯。とてもファだから薬指でとかはできない。
で、今度は両手でとなったのだけど、右手と左手の楽譜が離れているので
やはり目が追っていけなくて、これはこれで終わりにして、次をやろうということに。

とりあえず右手だけで。
右手で弾くのはOK。
次は1拍目はそのまま、2拍と3拍を短く(4分音譜を8分音譜にする感じ)して弾く。
これもOK。
次は1拍と2泊を短く。
これもOK。
今度は音譜全てをスタッカートに。
これもOK。
左手もOKだったので両手で。

結局ほとんど問題無く弾けたので、曲をやることに。

「びっくりシンフォニー」

ん?何だこのタイトルは??
ハイドン作曲となっている。オーケストラの曲だそうだけど、本当の曲名は
何っていうんだろう??

まずは普通に右手だけで弾く。
がしかし、さっきまでのと違って指使いがアヤシイ。
指を規定の位置で弾くのではなく、突然鍵盤1つ飛ばして弾くだとか
デフォルトで置いておいた右手を鍵盤1つ分右にずらすだとか、そんな少しの変化が
加わると、とても大変。
そして楽譜の途中でファの音にシャープが振ってある。
当然黒鍵を叩く。で、ファのシャープの隣にもファがある。でもシャープは振ってないので
ナチュラルなファを弾こうとすると「違う違う」と言われる。

「ん?シャープ振ってないのにこれも半音上げるんです??」

「そう、行の途中でシャープが出てきたら、その音はその行ではずっと半音上げて。
 もしナチュラルの記号が振ってあったら元に戻して弾くんです」

へ~知らなかった。記号が振ってあるとこだけだと思っていた。

こんな質問をしてみた。

「ということは、その行全てで特定の音を半音上げたい時は、ト音記号の右に
 シャープを書いとけばいいんです?」

「いえいえ、そうすると転調することになってしまうので、そういう時は
 半音上げたい音が最初に出てきた所にシャープを書きます」

奥が深いな・・・・

そしてまた難しいとこが。
普通に弾いていて最後に音譜が3つブドウみたいになってる和音が出てくる。
いきなり和音が出てきても弾けない。
その和音の隣に休符があるので、悩んでいるのがあたかも休んでいる感じで
ちょうどいいかも。

何とか弾いて、今度は楽譜にいろいろ書いてある記号に注目。
最初のところにPと書いてある。弱めに弾けということだね。
で、ずっとP(ピアノ)で弾いていて最後の和音に見慣れない記号が。
f(フォルテ)の左に小さいsが付いている。
これは「スフォルツァンド」というらしく、特にこの音を強調して弾けということらしい。

で、先生が

「何故曲名に(びっくり)と付くかというと、それまで弱めに弾いていたのに
 最後、少しの貯めの後に思いっきり弾くからです」と。

クラシックではよくあるらしいのだけど。
そこまでやったところで今日は終了。
あっという間の30分だった。
それにしても来週まで、みっちり練習せねば。