11月14日 第2回 BMCanto コンサート終了 | 七氷という名の珍獣

七氷という名の珍獣

声楽・ピアノ・食、パワースポット巡りなどのブログです。

コンサートが終わりました。

さて今回、衣装は昨年と同じ黒タキを着たのですが
邪魔くさいサスペンダーを使うのはヤめてベルトを使おうと思ってました。
そして本番当日、控え室でズボンを穿いてベルトをつけようとしたら

べ、ベルトを通す穴が1つも無い・・・・

タキシードってベルトを通すようになってないんですね。。。

ベルト無しで本番

最悪歌ってる最中にズボンが落ちるかも・・・・

それはそれでオイシイか。。。。

とりあえずズボンの上からベルトをして、サスペンダー隠しの帯をつけて出ることに。

会場設営が終わり、リハーサル。
先生がかなり遅れるということで、先生抜きでリハーサルを始める。
最初は合唱のリハーサルを。
とりあえず立ち位置決めて歌う。
私以外の人はみんな上手で出来る人ばかりなので、私が音をハズして
迷惑かけてしまうのを恐れていたのですが、案外大丈夫な感じ。
私が勝手に大丈夫だと思っているだけだったりして。。。

各自のリハーサル。
私はそんなに力を入れず、感情も入れず、とにかくノドを確認するくらいにしておきました。
昨年のようにノドがピリッとする感じは無く、状態はとてもいい。

今回は本番中のイスや譜面台の移動などをやることになったので
最初から最後まで全ての人のリハーサルを見ましたが

みんな、とても上手い・・・・

ヘタクソなの私一人・・・・

今回の出場者で唯一の男の私が唯一ヘタクソって。。。

リハーサルの途中で先生が登場。
合唱をもう1度リハーサル。
そして立ち位置を決める。
ホール全体を使うということで、ステージだけでなく
真ん中の通路、両側、後ろなどに人を配置。

私、一番後ろ・・・・

誰も見ちゃいない。。。。

悪さして教室の後ろに立たされてる小学生みたい・・・・

そして本番スタート。

で、私の出番は3番目だし、最初から会場の後ろの階段のとこにいたのですが
一番後ろに「プチ癒しフェスタ」でお世話になっている艶さんがいる・・・・

げっ、合唱で私が立つ位置の目の前に座ってる・・・・
艶さんのことだから、絶対に私の存在に気づいて覗き込んでくるに違いない。。。

とか余計なことを考えつつ、演奏が進んでいきます。
待ってる間、以外なことに心臓がバクバクすることがありました。
去年のコンサートの時は、こんな緊張はありませんでしたが
私も人並に緊張するんだな~と。

そして私の出番。
ステージに行こうとしたら、先生がお客さんに向かって説明を始めました。
慌てて引っ込んでよく見たら、ピアノのセットを変える時間があったので
そのつなぎで先生が話しをしているようでした。
あぶないあぶない、そのままステージに行ってたら後で何言われたことか。。。

1曲目「Non t'accostare all'urna(墓に近寄らないでほしい)」

 私の亡骸を収めた墓に近寄らないでほしい
 この憐れみ深い地は私の苦悩に捧げられたものだ
 私は貴女の苦しみを憎み
 貴女のくれるヒアシンスを拒む
 死んだ者にとって少しばかりの涙や花が何になる
 惨い女だ。私がまだ不安と溜め息の中で生命を引き摺っていた時に
 救いの糸を差し出してくれるべきだった
 何のために無駄な泣き声を森の中に響かせるのか
 悲しみの霊に敬意を払いそっと眠らせておいてほしい

こんな歌です。
恋人につれなくされたことで自殺でもして
その墓に元恋人が墓参りに来たのを上から霊となって見ていて
うらみつらみをぶつけている。
といった感じの歌でしょうかね。

2曲目「Lungi(遥かに)」

 遥かに遠く、歌の翼に載せて
 ここから遠くに君を連れて行きたい
 聖なるガンジス川の花咲く野の中の
 とても美しい場所を僕は知っている
 そこでは静かな月明かりに庭が赤く輝いている
 そこでは蓮の花が君を待っている
 ああ、花々の優しい妹よ

 菫はかわいらしく囁いて
 頭上を星が通るのを眺めている
 菫の間では、香ばしい知らせを歌おうと
 薔薇が頭を傾げる
 ああ、そこえはどれほど静かな愛の想いを
 大気の中で吸い込めることだろう
 僕達は棕櫚の木の下に坐って
 幸せの長い夢を見るだろう

とても美しい場所を知っていて、そこに貴女を連れて行ってあげたい。
という感じの歌。

全く違う方向の歌を選択してみました。
それだけに、その2曲を表現するのがとても楽しい。

で・・・・

肝心の歌ですが・・・・

ん~、こりゃダメですな。。。
声がちゃんと出ているという感じが全くありません。。。。
まぁ、元々たいしたこと無いので、こんなもんかも知れませんが。
緊張がそのまま声になってしまってる感じの1曲目。
2曲目はそんなに声を張る感じではないので、表情は出やすかったのですが
コンサート終わって会場から駅に歩いてる時に先生から

歌い終わった時、ステージで「Lungiの意味を言って」

と言いたくなったという感じのことを言われました。つまり

「歌を全く理解しないで歌っていた」

ということですね。
この時、私の演奏は大失敗だったんだと感じました。。。。

そして打ち上げ。
お酒を飲める人がほとんどいないので、私は浮いてしまうわけですが
1人だけお酒の好きそーな女性を発見♪
ようやく同類に出会えた感じです(笑)
飲み放題でしたが、ビール2杯とワイン3杯飲んで時間切れ。
飲める人がいないということは二次会とかは無く、家に帰ってから
じっくりと飲みなおしました。

来年も12月初旬にコンサートはあるようですが
今回のことも踏まえて、出るかどうかを考え直そうと思います。