6年目突入のSさんが、気分も新たに
選んだ材料は、楕円形のシンプルなブローチ。
技法は、金・銀箔法。
過去に経験済みですし、
Sさんの七宝歴からしても、何も心配ない技法です。
裏引きを美しく焼き上げて、いい予感
次はベース色。
不動の人気者「紺青(こんじょう)」をセレクト。
こんな風に色々と変身する、優れもの
釉薬を盛り付け焼成を待つ時、
「ん？なんか違う色に見えるぞ！」と思い、
釉薬ケースを確認。
間違いなかったので、炉に入れて焼成。
1分後・・・炉から出しました。
ええっ〜‼️ウソでしょー‼️
トロトロつやつやになる筈なのに、
まるで不透明の釉薬の様な焼き上がり
何だ❗️何が起きた⁉️
あまりの衝撃に、写真も撮り忘れるくらい動揺しましたが、
気をとり直して、修正を試みまして、
無事に美しい紺青の発色になりました(^^)v
良かった〜
それにしても、びっくりな出来事でした。
原因は、
この釉薬を長い間使っていなかった事。
釉薬が残り少なくなっていた事。
釉薬を使う時は水を加えます。
なので、自然と撹拌する事になります。
この際出る釉薬カスが、少ーしずつケースの底に沈殿して行くのでしょうね。
釉薬が残り少なくなると、この釉薬カスの割合が多くなってしまう。
これが美しい発色の邪魔をする原因になる様でした。
長い間使用していない釉薬は、
一度洗い直す事をオススメします。
特に透明釉薬は、必須ですね。
安定感抜群の「紺青」の異変に
「油断大敵だね。いい勉強になりました！」
Sさん他、同席の生徒さん共々、
肝に銘じた店内教室のお稽古始めでした
［七宝焼きを体験してみませんか？］
・所要時間、約１時間
・費用、１５００円
・問、0236222862
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お問い合わせは 023(622)2862 まで。
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