浴衣を着て、大黒柱にしがみついてふくれている私。
新築した家の前で、
産まれて間もない弟と記念の家族写真を撮る事になったのでしょうが、
この頃の私は、「笑わなくてはならない」という理由から、
写真がキライでした。
なので、写真撮影がイヤでイヤで、拒否っているところ。
これが、3歳。
ここからが私の記憶の始まりです💦
91歳の義父は、胎内記憶と言うか、
産まれて来た瞬間の記憶があるそうです❣️
その息子である我がオットは、
私と同じく3歳以降からの記憶がやっと。
2歳の時、結構大きなオペをして、
ICUに1人で一週間いた経験を持つ長女は、
この記憶が全く無いと言います。
余りに嫌な思い、怖い体験は、
記憶としてとどめない様にしているのだ
という話を聞いた事があります。
長女の場合は、正にコレだったんだでしょうね。
ただ、
柱にしがみついて全力で写真を拒否っていると言うのは、
どう考えても、
残して貰わなくても良いような記憶ですが、
何かしら私の人生に必要な要素なんでしょうかね?(笑)
何気ないキッカケで始まった会話でしたが、
同じ記憶の中にとどまり続ける事が多くなった義母の毎日を思ったのは、
私だけではないはず。
初市の日がくれば、90歳になる義母。
楽しく穏やかな記憶の中で、
過ごせていれば良いのだけれど・・・。