新しい生活のヒント、第4弾はお散歩です。

怖がりルークにとっては、お散歩は怖いものだらけ。
でもね、お散歩は好きなんです。
行きたいんです。でも怖い・・・
だから、独り散歩は苦手です。
苦手というより、独りではほぼ行けません。
でも、ダイが一緒ならズンズン歩けます。
信頼出来る仲間が一緒ということは、ルークにとっては、とても心強く感じるのだと思います。
これは、人がどんなに頑張っても、工夫をしてもできないことです。
犬同士だから出来るエンパワーメントです。

そして、群れでのお散歩は、「絆」を深めてくれます。
ダイとルークの2頭引きで散歩するようになってから、ダイとルークは急激に仲良くなりました。
ダイが他の犬からルークを守ろうとしたり、草むらの匂いを嗅ぐルークを待つような素振りを見せたり、兄ちゃんとして目覚めたというか、とにかくダイの変化が大きかった。
ダイがどんどん兄ちゃんらしくなっていくと、ルークも、父や母やモモ姉さんに対して心を開くようになり、今では、すっかり1階でくつろぐようにもなって、完全にリラックスして我が家に馴染みました。

ダイがいるからお散歩で距離を歩く事が出来て、運動量が増えたり、色んな匂いを嗅いだり、色んな風景を見たりする事が刺激となり、犬としての本能を満たしてくれるせいか、ルークの表情が生き生きしたものに変わりました。

お散歩って、単なる運動ではなくて、心を健全に保つためにも、家族の絆を深めるためにも、とっても大事なモノだと今回改めて感じました。


ただね、ルークさんは怖がりなので、注意が必要だったり、困ってしまう事もあります。

怖がりな犬には、固まって動けない子、とにかくその場から逃げようと動き回る子、タイプによって様々ですが、ルークは逃げようとするタイプです。

そのため、注意が必要なのは、やっぱり逸走です。
音に反応するので、急にパニックになってリードをビーッと左右に引っ張って逃げようとします。
こういう時は、力も強いし動きも早いので、うっかりリードを離さないよう細心の注意が必要です。
パニックにならないまでも、驚いた時には急な動きをするので、歩道がない道で車が通り過ぎる時は、歩きながらではなく、リードを短く持ち、止まって通り過ぎるのを待つ方が安全です。

ルークが怖いものは、雷、花火、お囃子の太鼓、ボールを蹴る音、シャッターのガタガタ音、強風のピューという音、窓に打ち付ける雨音、風にバタバタなびく旗、傘、杖、大きな声で話す人、人の集団、後ろをついてくる知らない人、いつも停まっていないところに停まってる車・・・などなど。

怖くてパニックになった時、リードを引っ張るとルークは後ずさりして踏ん張ります。
この状態は、首輪やハーネスが抜けやすくなります。
絶対に力任せに引っ張っては行けません。
リード、首輪、ハーネスなどの犬具はルークにとって命綱です。
少しでも抜けにくい機能や形状のものを選ぶ必要があります。
首輪よりもハーネスの方が安心かもしれません。
ハーネスも色々なタイプがありますが、足を通さず装着できるタイプは、抜けやすいです。
足を通すタイプの方が安心です。

ルークは、散歩中、急に止まりそのまま座って動かなくなることがあります。
怖さ感じた時、ルークはその場から逃げようと動き回ります。
怖いの手前、緊張した時は、立ったまま止まり緊張させる対象物をジッと見つめます。
座って動かなくなるのは、怖さとは違って自己主張のようなものかなと私は思ってます。
理由は色々あるのでしょうが、「そっちには行きたくない」という自己主張。
結構頑固なので、こうなると本当に動きません。
この時、リードを引っ張って無理矢理歩かせようとすると更に頑固になります。
進む方向を変えてやると、またすんなり歩いてくれます。
進行方向が同じでも、道路を直角に曲がろうとすると動かないのに、コンビニ駐車場を通ってショートカットにすると普通に歩いたりします。
まだまだ謎多きルークさんです。

お散歩は、最初、色々大変だと思います。
頑張っても頑張っても、ルークさん時間がかかる子なので変化を感じられず、心折れそうになるかもしれません。
それでも、笑い飛ばして、明るく賑やかな雰囲気でルークとのお散歩を楽しんでください。
ルーク、楽しい雰囲気が好きなんです。
ルークを安心させるのは、ご家族の心からの笑顔です!
チワワの小っちゃい兄ちゃんと姉ちゃん、ルークの事よろしくね💕


お散歩の写真がないので、おまけの動画です。
おいでの練習🙂
動画撮影と犬2匹、
私の集中力が散漫でグダグダです💦













ルークはスリールの保護犬です。
トライアル決定!



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