月と人魚海の底に 一瞬 閃く 月光の ように 暗い夜空を 雷が 渡る この音 聞いたことがある たしか どこかの港で 船が出るときに鳴っていた あの音のように 耳に ひびいて 胸に ひびいて 目を 閉じてしまいたくなる これは わたしの罪 なのか 想ってはいけない人を 抱いてしまった罰 なのか 責めるように 叱るように とどろく 怒り 嵐のなかを 手放した この 想い そしてわたしは 泡に なる