No6 ドラエスもん ② [ドラSもん]
のび太 「ドラえも~ん! じゃイアンがいじめるよ~!
何か道具出してよ~!!」
ドラエスもん 「なあに、いつものことじゃないか。
そんなことよりのび太君。
ボクにもなぐらせてよ。グーで。」
の 「何言ってるんだよ、ドラえもん。なぐらせろだなんて、くだらない冗談はやめてくれよ。そんなことより、何か道具出してよ~」
ド 「しゃらくせーんだよ! のび太のくせによー。お前みてーなクソのやくにもたたないカス野郎の言うことを、なんでこのドラえもんが聞かなきゃなんねーんだよ。お前のそのバカな頭じゃそのくらいの道理もわからないのかよ!」
の 「どうしちゃったんだよ。ひどいじゃないか。ボクたちは友達だろ。そうだろ、ドラえもん!」
ド 「お前はつくづくバカな奴だな。オレがお前みたいな役立たずを友達だと思っているわけねーだろ、このゴミ虫が。お前と仲良くなって何のメリットがあるっていうんだよ。お前はみんなに黙ってなぐられてればいいだけの存在なんだよ。」
の 「そんなのウソだ。ドラえもんはボクの未来を変えるためにやってきたんだろ?ダメなボクを助けるためにやってきたんだろ?」
ド 「ハア? お前のようなクズにそもそも未来なんてあるわけねーだろうが。 なにすっとぼけたこと言ってんだよ。」
の 「ひどいよ~ ドラえも~ん!」
ド 「まあ、とりあえず、『バカでどうもすみませんでした。』って謝んな」
の 「ぐすん、なんでだよう、」
ド 「お前みたいな何やってもダメな奴がいるとそれだけでみんな迷惑なんだよ。お前バカだからわかんねーだろうけど、どれだけ周りが不愉快な思いしてるとおもってるんだよ。 とりあえず謝れ。」
の 「なんだよう、なんだっていうんだよう!」
ド 「とっとと謝れって言ってんだろ!」
殴るドラSもん。
の 「ひい~、痛いよう!ひどいよう!」
ド 「オレがひどいんじゃないんだよ。お前がバカだから悪いんだよ。どうしようもない愚図だから悪いんだよ。わかるだろ?いくらバカでも自分がどうしようもないくらいバカなことくらいよー」
殴るドラSもん。
の 「痛い、痛いよう」
ド 「ほら、とっとと謝れって言ってんだろうが!」
殴るドラSもん。
の 「ひい~、ごめんよ~、このとおりだよ、ゆるしてよ~!!」
ド 「バカですみませんでした、だろうが!このカスが!!」
殴るドラSもん。
の 「ぐすん、バ、バカですみませんでした、」
ド 「済むわけねーだろ、この役立たずが!」
殴るドラSもん。
の 「ひい~、いたいよ~、なんでだよ~!」
ド 「『お詫びにどうぞ殴ってください』 ぐらい言ってみろよ、カスが!」
殴るドラSもん。
の 「もうやだよ、助けてよ、」
ド 「お前、自分がバカなせいで世の中に迷惑かけて申し訳ないと思わねーのかよ」
殴るドラSもん。
の 「ひい~、思います、思いますよう、」
ド 「そうだろ。わかってるんなら、バカなお前には殴られること以外に償いようがねーんだから、喜んで殴られてみせろよ!」
殴るドラSもん。
の 「ひい~!」
ド 「ほーら、殴られて満足だろ? このゴミ野郎が!」
殴るドラSもん。
の 「ぐすん、ぐすん、」
ド 「どうだ、うれしいだろ。うれしいって言ってみろよ?」
殴るドラSもん。
の 「うれしいです」
ド 「聞こえねーよ!ちゃんとでかい声出して言ってみろよ!」
殴るドラSもん。
の 「うれしいです!!」
ド 「じゃあ殴ってくださいって言ってみろ!」
殴るドラSもん。
の 「殴ってくださいっ!」
ド 「馬鹿な私を殴ってくださいって言ってみろ!」
殴るドラSもん。
の 「馬鹿な私を殴ってくださいっっ!!」
ド 「もっと殴って欲しいだろ?」
殴るドラSもん。
の 「殴ってほしいです!!」 殴る
ド 「もっとか !」 殴る
の 「もっとです!!」 殴る
ド 「もっとか !」 殴る
の 「もっと!!」 殴る
の 「もっと~!!」 殴る
の 「もっと~!!!」 殴る
の 「もっと、もっと強くぅ~!!!」
ひょっとしたらつづく
(今度はドラSもん、街へ飛び出してゆくかもよ!)