名前を言ってませんでしたが、トラとつけました。単純と言われましたが。。。



毎週、トラがあと一週間の命かもしれないと思いながらの生活でした。

できることは全部やってあげたいなと。エサも好ききらいがありましたから、本人が食べるまでいろんな種類を買い与えました。。。

そして1月の終わり頃、それは起きました。。。

私の母と妹も猫が好きなのですが、関東の方からシャム猫の雑種をもらうため岩手から仙台に来たのです。
帰りにうちに寄り、お互いの猫を見せました。

ちなみにこれは母たちが譲り受けた猫の写真です。

しぽこのブログ-シャム雑種

そして次の日の朝、トラの様子が変なことに気付きました。
後ろ脚を片方、少し引きずっているんです。

怪我かと思いましたが、触っても押しても特に反応はありません。

そしてお昼頃になると、それは全身になっていました。
痙攣をおこし、頭も揺れて歩けなくなったんです。

あ~ちゃんが仕事に行ってる間のことでした。

慌てて電話をしました。もう駄目だと思ったんです。

なぜならその状態は前に飼っていた猫が病院に連れて行って半日もしないうちに亡くなった時と同じ状態だったんです。でもやっぱり仕事を抜けることはできませんでした。それにあ~ちゃんは大げさなんじゃないの?と言っていました。前のときも見てないから状況がわからないのでしょう。。。

トラは歩こうとするんです。でも痙攣はしてるし、ふらついてまっすぐ歩けていません。
そのうちまったく歩けなくなり体を引きずりながらトイレに入ろうとする姿はもう泣かずにはいられませんでした。

トイレに入っても立っていられず、倒れながらおしっこをしていました。
二階建ての小屋の上にももう登れないのに、登ろうとしてそのまま後ろにひっくり返ったので上は塞ぎました。

あ~ちゃんが帰ってきて、ようやく状態を飲み込めたようでショックを隠せない様子でした。
そのころにはその場で失禁するようになっていたんです。犬のトイレに敷くペットシーツを敷いていたので汚れに関しては問題なかったのですが。。。

あ~ちゃんは仕事なので夜は寝かせましたが、しぽこはもちろん寝られず、トラがいる部屋のパソコンのデスクでうつ伏せで寝るようにしましたが、まったく眠ることはできませんでした。
前の2匹に「どうかトラを守って!」とお願いしながらトラをなでていました。

次の日の朝、こう言っては何ですが、トラが生きていることが逆に不思議でした。
マリー(前の猫)はこの状態から半日持ちませんでしたから。。。

前日の朝の状態くらいまで回復していました。(足を引きずる程度)
でも夜になるとまた歩けなくなりました。頭もずっとゆらゆら揺れていました。

そして私の眠れない日々も続きました。

つづく